山行記録その1 有峰口から高天原へ |
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1999.7.17 折立8:10−1871m三角点10:00−太郎平小屋12:45 |
折立 | |
早朝の有峰口で「さわやか信州号」からローカルバスに乗り換えようやく折立に到着しました。です。この日は曇り空でしたが、今回の山行で唯一雨の降らなかった日でした。 身支度を整えていざ出発。目指すは薬師峠のテン場です。コースタイム5時間の楽勝コースです。 |
1871m三角点 | |
愛知大学遭難碑を過ぎると、道はすぐにブナ林の急登を行きます。今回は矢野さんから借用したテントと6日分の食料を詰め込んだ重いザックを背負っています。鈍った体にはちょっとこたえます。 あたりの木々が低くなったころ、1871m三角点に飛び出します。本来ならここから薬師岳がド〜ンと見えるはずですが、今日はどちらを見ても薄ぼんやりです。 |
ニッコウキスゲ | 石畳の道 | |
ここからは広々とした草原の尾根道が続きます。随所に現れるお花畑と池塘が現れましが日陰の無い石畳の道、これが結構きつかった。 |
太郎平小屋の前から | 薬師峠のテント場 | |
やっとこさ、主稜線に建つ太郎平小屋に到着しました。薬師峠のテン場はここから薬師岳側に15分ほど行ったところです。 |
1999.7.18 薬師峠5:30−薬師沢小屋7:45−B沢出合9:30−高天原峠12:30−高天原山荘13:30 |
薬師沢小屋の吊橋 | |
雨の日のテント撤収はゆううつなものです。太郎平小屋で天気予報を確認しても上がる見込みは無しとのこと。すっ飛ばして薬師沢小屋に着いたときには土砂降りの雨になっていました。小降りになるのをまって小屋を飛び出しました。黒部川にかかる吊り橋を渡り、垂直の鉄梯子で河原に降ります。(この梯子は結構怖い。) |
A沢〜B沢間 | |
大東新道は地図を見ると黒部川沿いの緩やかなコースに見えますが、実際通ると大違いでアップダウンのある大変なコースです。 A沢〜B沢間は黒部川に沿って岩場をへつりますが、多少濡れてでも中州を通ったほうが安全です。 |
B沢の登りから黒部川を離れ、山麓を巻く樹林帯の道に入ります。この先3,4本の小沢を渡りますが、そのたびに、急な下りと急な登り返しを強いられます。 |
高天原 | |
ようやくたどり着いた高天原峠では薮蚊の襲来です。ここまでくれば高天原山荘まで下り1時間。雨も小降りになってきました。 |