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苗場山
2002.10.14
和山温泉625−(バス)−650小赤沢700−(ヒッチハイク)−7:35三合目駐車場
三合目駐車場7:45−8:15四合目8:25−9:20六合目9:25−10:30山頂の一角−10:35和山分岐−11:15苗場山頂11:35−12:001853m12:10−12:35深穴岩−13:35ふくべ平13:45−14:10水場14:15−14:55赤沢林道分岐15:00−15:15赤湯温泉テント場

今日はテント一式を背負って苗場を越えて赤湯までの強行軍です。テント撤収し、二泊した仁成館を後に和山バス停から始発バスに乗込みます。運転手は昨日と同じ元長野県山岳救助隊のYさんです。乗客は私一人。小赤沢までの道すがら山談義に花を咲かせました。
小赤沢集落を抜けたあたりで運良く車に拾ってもらい、三合目から登り始めました。周囲はブナ林が広がり紅葉の真盛りですが、どんよりとした天気で何を写してもうすぼんやりです。やっとこさ山頂湿原の一角にたどり着きましたが天気は回復せず霧の中に寒々とした景色が広がるだけです。山頂まではここからが長かった。なにしろ広大な湿原です。
山頂でしばらく人の流れを見ていましたが赤湯に下山する人は私の他に誰もいませんでした。赤湯は山頂から下り4時間、まだ昼前ですが赤湯に下山するには遅い時刻です。悪天候の中で少々心細かったですが、道は一本道。深穴岩、フクベ平とひたすら下り、サゴイ沢からの登り返しを過ぎると川原の先に今日のゴール赤湯温泉が見えてきました。テントを張って、ビールを買って、さあ露天風呂です。

<小赤沢>
苗場山へ向かう林道は小赤沢川に
掛かる橋のたもとから延びています
<三合目駐車場>
集落を抜けたあたりでヒッチハイクに成功
埼玉の夫婦連れに拾ってもらいました

この駐車場は100台位停められるます
トイレもあり車中泊もOKです
<四合目と水場>
表示から脇に20mほど入ると水場あり
<ガスの中の湿原>
八合目から僅かに歩くと頂上台地の
一角に出ますがせっかくの高層湿原
もガスで何にも見えません
何も見えずここから山頂までが長かった
<和山分岐>
秋山郷から苗場に向かうもう一つの登山道である和山ルートの合流点です
直ぐに木道は途絶え
踏み跡も頼りなさそうです
<苗場山山頂>
木々に囲まれた広場の真ん中に
申し訳なさそうに山頂表示があります
この周囲はテントが張れそうです
小屋の資材置き場のようで
山頂の雰囲気はありません
<山頂から赤湯方面への湿原>
赤湯に向うと一瞬ガスが晴れました
高層湿原らしい唯一の写真です
<見晴尾根>
赤湯は延々と続く尾根の向うです
<深穴岩>
ふと二重稜線気味の場所にでました
周囲には奇岩が並びます
八合目の表示がありました
<フクベ平>
見晴らし場から道は稜線を外れ
急斜面を下って行きます
辿りついたのがフクベ平
ブナの原生林がひろがっています

紅葉真っ盛りですが誰も居ない昼下がり
熊でも出そうで不気味でした
<最終水場>
桂沢に沿って下る途中にあります
赤湯から苗場に向かう場合には
ここが唯一の水場です
<サゴイ沢鉄橋>
ここがゴールと思ったら大間違い
鉄橋を渡っての登り返しがきつかった
<赤沢林道分岐>
登り返した峠には赤沢林道分岐の表示
林道と言っても踏み跡薄い山道が
稜線沿いに延びています
これを辿って苗場に向かうことも
出来ますが湿原保護のた
立ち入り禁止になっており
道は荒れているでしょう
<ラストスパート 河原歩き>
清津川鉄橋を渡り赤や白の
ペンキマークを頼りに
河原を下流に進むと
山口館が見えてきます
<赤湯温泉 山口館>
早速ビール片手に露天風呂
でもその前にテント設営
テント場は山口館から200m先
の橋を渡った広場です





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