1トップ2秋山郷3鳥甲山4苗場山/5赤湯温泉

赤湯温泉 山口館

山口館は山道を徒歩2時間以上歩かないと辿りつけない秘湯です。温泉旅館と思ってはいけません。温泉付山小屋です。テント場は山口館から元橋方向200m程にある広場で5〜6張り可能でしょう。ここもテント場代は無料です。入浴料¥500を払うと24時間フリーに利用できます。
赤湯の風呂はその名の通り赤茶けた濁った湯で、うっかりするとタオルも黄ばんでしまいます。3槽に仕切られた露天風呂と小屋掛けされた浴槽が2箇所あります。うちひとつは青湯と呼ばれ、唯一透明なお湯で日中は女性専用です。日没後は混浴ですが小屋に備えてある行灯に灯を入れ傍らに置いておくと、他の人は遠慮して他の浴槽を使うというシステムです。
10月中旬のテント泊とあって、寒くて夜中に目が覚めてしまいます。そんなとき星を眺めながらの一浴は最高の贅沢でした。
露天風呂 青湯(女性風呂) 御神体


赤湯から元橋へ
10.15
赤湯温泉テント場6:25−7:00見返の松7:05−7:20鷹ノ巣峠−8:10ゲート8:55−9:30元橋登山道口9:35−10:05浅貝橋10:15−10:45国道−10:50元橋バス停11:17−(バス)−11:55越後湯沢
今日は下山日です。朝風呂を楽しんでいざ出発。皮肉なことに快晴です。正面に朝日を浴びてまぶしいくらいです。ここ赤湯はゴールの元橋バス停とほぼ同じ標高でアップダウンを繰り返しながら距離を稼ぎます。山深い山行のラスト浅貝川からの急登を登り切って国道を見下ろした時には、津南を発って以来、ようやく都会に出たような錯覚を覚えました。
<見返りの松>
下山日にはもったいないような好天です。出発して30分見返りの松で一休み。携帯電話が使える旨の表示がありました。ここからタクシーを呼んでゲートで待機してもらうことが出来ます。ちなみに私のJ-Phonでは圏外でした。
<鷹ノ巣峠>
峠とは名ばかりでなんの展望もありません.
<棒沢鉄橋>
この辺の紅葉は見事でした
<林道終点>
棒沢鉄橋から10分程で林道が現れます。ここまで車が入れます。一般車はこの先のゲートまでのはずですが2〜3台駐車していました。
<ゲート>
この付近は駐車禁止。駐車場は左に下る林道先にあるようです。私のJ−Phonは依然役立たず。
<林道歩き>
ヒッチハイクを当てにして後続者を一時間程待ちましたが誰も現れません。あきらめて元橋まで歩きます
<元橋登山道>
ゲートから30分程で登山道に入ります。この先、赤沢、浅貝川と二度のきつい登り返しがあります。


<元橋国道口>
浅貝川を登り返し送電線支柱に出ると三国街道を行交う車が見えます。登山口はそこから200m程。元橋バス停は登山口から更に300m程国道沿いに下ったところにあります。




1トップ2秋山郷3鳥甲山4苗場山/5赤湯温泉