バスの車窓から槍・穂高 右手前が昨日登った霞沢岳 |
予定では昨日のうちに上高地を脱出するはずだったが、霞沢岳往復に12時間も掛かってしまい、終バスに間に合わず小梨平キャンプ場に2泊することになってしまった。そのため今日の選択肢は限られる。これまで敬遠していた日本で一番お手軽に3000mを体験できる乗鞍岳だ。 乗鞍高原はガスの中だったが、昨日と同じ天候なら雲海を抜ける標高2500m以上は青空が広がっているはずの予想通り、肩の小屋口に着いた時には雲ひとつない快晴だった。ここ乗鞍は百名山の中の45座が見えると言われている。北アルプス側はまもなくガスに覆われたが、八ヶ岳や南アルプスは雲海の上にその勇姿を見せてくれた。 帰路、松本ICから高速にのると隊列を組んでサイレンを鳴らす警察車両の一団とすれ違った。その時には気がつかなかったが、帰宅して御嶽山が噴火したのニュースにビックリした。今日登った乗鞍とは直線距離で30km位しか離れていない。昨日のうちに上高地を脱出できていたら、今日は御嶽山に登っていたかもしれない。御嶽山は10年前に田ノ原から登ったことがある。濃いガスのなか八丁ダルミから剣が峰にかけて宗教的なオブジェが並び、ただの山岳信仰とは違った霊山のような雰囲気を持った山の記憶が残っている。今回犠牲になった47名の方のご冥福を祈る。 |
2014.09.27 8:55バス停肩の小屋口−9:20肩の小屋−10:10乗鞍山頂(剣ヶ峰)10:25−11:05肩の小屋−11:40畳平 Map Route |
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山行写真 |
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