甲斐駒岳・仙丈岳
1999.9.24〜26


台風の間隙をついて南アルプスに行ってきました。
北沢峠にテントを張り、甲斐駒・仙丈ピストンです。
紅葉にはまだ早かったようですが、
遠く北アルプスまで一望できる好天に恵まれました。


9.24 甲府−北沢峠
9.25 北沢峠−仙水峠−甲斐駒ケ岳
9.26 北沢峠−小仙丈−仙丈岳


山梨交通 http://yamanashikotsu.co.jp/
Hello Navi静岡 http://kankou.pref.shizuoka.jp/
芦安村役場 http://www.vill.ashiyasu.yamanashi.jp/index.htm
長谷村村営バス http://www.clio.ne.jp/~fcam/alpusubass2.html

山行記録その1  甲斐駒
1999.9.24 甲府−広河原−北沢峠 テント設営

甲府発12:00広河原行きバスは台風の接近にともなって雨が断続的に降る中の出発です。村営バスに乗り換え北沢峠に着いたのは15:00近くです。今回の山行で重い荷物を背負うのは峠のバス停からテント場まで10分足らずの間です。2泊するので丹念にテントを張る場所を探しますが、結局は水場・トイレに近い長衛小屋側からうまって行きます。 北沢峠 北沢峠テント場




1999.9.25
北沢峠テント場5:50−6:15仙水小屋6:25−6:45仙水峠6:55−8:10駒津峰8:15−8:30六方石8:35−9:25甲斐駒ヶ岳9:45−10:05六方石10:15−10:35駒津峰10:40−11:05双児山11:10−12:00北沢峠

仙水峠から摩利支天
テントを後にサブザックで出発です。やっぱり荷物が軽いのはいい。一息で仙水小屋に到着しました。テント場は小屋のちょっと上に、5〜6張りといったところ。この小屋は外見はこじんまりとしたなんの変哲も無い小屋ですが、食事の質が高く、刺身やテンプラがでるそうです。仙水峠は摩利支天の展望台とのことですが、今日は残念ながら頭が隠れてしまっています。

駒津峰
から駒津峰までが今日一番の登り。出だしから樹林帯の急登が続きます。森林限界2600m付近から雲の中に突入します。雨こそ降っていませんが、谷から吹き上げる強風で手がかじかんできます。たどり着いた駒津峰のピークは視界ゼロです。

直登と巻道の分岐 巻道から六方石
駒津峰からやせ尾根の岩峰をいくつか越すと六方石に着きます。この先で道は岩尾根沿いの直登コースと摩利支天側に回りこんだ巻道コースに分かれます。先を行くパーティが直登コースで大岩相手にジタバタする姿を見ちゃうと巻道コースをとりたくなります。

摩利支天
巻き道は鳳凰三山山頂付近同様に、花崗岩が風化した砂礫状のザクザク道です。危険個所はありませんが、今日のようなガスの日には踏み跡を見失いがちですから要注意。途中から摩利支天への道が分かれます。晴れていたら行ったんですけどね....。

甲斐駒ヶ岳山頂の社
ピーク直下で黒戸尾根からの道を合わせると一登りで頂上に到着しました。甲斐駒ヶ岳頂上は巨石が累々する広々としており、一角に山岳信仰の社があります。晴れた日ならのんびりとコーヒーブレイクでしょうがあいにくの空模様で人もまばら。早々に同じ道を戻りました。

青空のテント場
テント場に着いたら青空が広がりました。さっきまでの天気はなんだったのでしょう?



山行記録その2