2000.10.9 7:15雨飾荘テント場−8:05登山口8:25−10:00荒菅沢10:15−12:00笹平−12:20雨飾山頂12:40 −15:00梶山新湯/テント場 |
登山口のオートキャンプ場 | |
珍しく天気予報が当り、朝から小雨模様です。雨具を着込み、完全武装でテント場を出発。8時過ぎに駐車場のある登山口に到着します。付近は設備の整ったオートキャンプ場(雨飾高原キャンプ場)です。そこの事務所で熊よけの鈴を買い込みながら料金を質問すると、私のような山用ソロテントならシーズンオフに駐車場脇に張る限り無料(お目こぼし)だそうです。パソコンが置かれておりmailでの受付もOKとのこと。 |
大海川沿いの道 | |
さて雨飾山への第一歩は大海川の河原へ緩やかな下り道から始まります。湿原の中を木道を進むと、やがて左手の尾根に取り付きます。いきなり始まる急な登りに音を上げます。ようやく山腹の巻道になると木々の合間から金山方面が見え隠れします。 |
布団菱 | 荒菅沢 | |
せっかく高度を稼いだのに、荒菅沢へ下ります。ここの清流にしばし一服。布団菱も今日はガスって薄ぼんやりです。 |
荒菅沢を過ぎると再び樹林帯の急登が始まります。続々と後から来る登山者に抜かれ、バテバテです。殆どは日帰りピストンの登山者で、私のように大きなザックを背負って登るのは極めて少数派です。樹林帯を抜け尾根の上部に出るころからガスも切れ、対岸の紅葉が見えてきました。稜線直下の岩場を越えると笹平に到着です。 |
笹平から雨飾山 | |
雨飾山の山頂は笹平の向うにもっこり盛り上がっています。梶山への分岐にザックを投げ捨ててラストスパート。山頂は双耳峰で、北峰には日本海側を向いた石佛が、南峰には信州側を向いた祠が祭られています。ガスはすっかり上がり、頚城山塊が見渡せます。人並み以上にゆっくり登ったのが幸いしたようです。 |
頂上直下から荒菅沢 | 雨飾北峰の石佛 | 雨飾頂上 |
頂上から笹平 | 頂上から鋸山 | 頂上から金山方面 |
中の池 | |
さて分岐に戻り、梶山側に下山します。静かな山道と言いたいところですが、誰にも会わず怖いくらいです。分岐からしばらく行くと谷沿いの急なガラ場の長〜い下りが始まります。張り巡らされたロープや立ち木を頼りに必死に下ります。このルートは登りには使いたくないルートです。下りきると中の池です。 |
神難所沢側の紅葉 | 梶山薬師 | |
ルートは山腹を巻くように、湿地帯や大小の池に沿って続きます。尾根道に出ると神難所沢側の紅葉が見渡せますが、このころから再び小雨が降り出しました。足が棒になったころ、突然ガスの中に建造物が浮かび上がりました。梶山薬師のお堂です。更にゴールの雨飾山荘があります。 |
2000.10.10 7:20梶山新湯/テント場−7:50第一ゲート−8:10道標−8:40展望台−9:00山口バス停/9:14バス乗車 |
今日は一日かけて下山です。朝風呂を浴び、山口バス停の時刻に合わせ2時間前にガスの中を出発します。ガイドブックには徒歩30分地点に「第一ゲート」という車止めがあるように書いてありますが、近くで大規模な河川工事をしているせいでしょうか?その跡らしい支柱は確認しましたが、特に通行を制限するような施設はありませんでした。 |
山口部落 | |
2時間弱で山口バス停に到着しました。な〜あんにも無いところです。バスに乗り込み15分でJR根知駅近くの「根知新道」下車です。JR根知駅まで距離で300m、5分以上掛かります。 |
JR根知駅 | |
この駅前にもな〜あんにもありません。もちろん無人駅です。濡れたテントを干しながら一時間半、ぼ〜おとした時を過ごしました。南小谷から特急に乗り横浜の自宅に着いたのは18時。「都忘れの湯」のある梶原新湯から12時間掛けての帰宅でした。 |
バス時刻 | ||||
山口バス停 | 根知新道 | 備考 | 根知新道発 | 備考 |
715 | 732 | 休日運休 | 732 | 休日運休 |
758 | 815 | 825 | ||
914 | 927 | 1044 | ||
1132 | 1149 | 1229 | ||
1312 | 1325 | 1324 | 休日運休 | |
1432 | 1444 | 休日運休 | 1537 | |
1606 | 1623 | 1632 | 休日運休 | |
1707 | 1720 | 休日運休 | 1804 |