東北3大桜紀行
2011.4.30-5.2


今年も石割桜は満開 頑張ろう東北

2011.04.30
古川駅-道の駅ひろさき−津軽藩ねぷた村−弘前城−盛岡
2011.05.01
盛岡−刺巻湿原−角館−武家屋敷−西宮家−安藤醸造−盛岡
2011.05.02
盛岡−小岩井一本桜−北上展勝地−平泉中尊寺−古川駅




2011.4.30 弘前城

休日\1000高速も残りわずかの報道に、GWは目一杯活用してみようとカミさんとロングドライブ、弘前城を目指した。盛岡を過ぎると、それまでGWらしく多かった交通量はぐんと減る。高速道路わきにはまだ雪が残っている。それにしても弘前は遠かった。既に昼を過ぎた。ICを降りるとまず道の駅に飛び込み腹ごしらえをした。そして弘前城。その前にお堀の桜を楽しもうとぐるり巡っていると、ねぷた村で捕まった。まだ初日、ここでお土産を買ってどうすんだよ〜。と声をかけてもカミさんはショッピングに夢中。ついでに山弦堂で津軽三味線を楽しんだ。お城を直前になかなか前に進まない。
弘前城

弘前城の桜はリンゴ農家の技術を使い、花の密度が高いと言われ、確かに見ごたえがあるが、一番驚いたのは、場内を埋める巨大な屋台村だった。良く見ると、「お化け屋敷」等、昨年岡崎で見掛けたものとそっくりだった。この時期、桜前線と一緒に移動する屋台村の一団があるのだろう。
通り過ぎる観光客が手に手に妙なものを持ってパクツいている。黒いおでんだ。中身はどうなっているんだろう。なあんだ、ただのコンニャクじゃないか。
観光館、更に旧市立図書館と見所は尽きないが、そろそろ引き上げよう。今日は盛岡泊だ。

黒いオデン


2011.5.1 角館

今日は朝から雨模様だ。小岩井の一本桜は明日にしよう。角館を目指し、西へ西へ。県境を越え、気になる幟に急停車。刺巻湿原とある。雨に煙る水芭蕉がちょうど見頃を迎えていた。
刺巻湿原の水芭蕉

さあ角館だ。枝垂桜は3分咲き、桧木内川の桜並木はまだ咲き始め。一週間ほど早かったようだ。雨はシトシト降り続いている。武家屋敷はあきらめて街中の商家めぐりを楽しんだ。特に西宮家のレストラン北蔵のスープカレーはお勧め、蔵の雰囲気の中、ゆっくりしたランチタイムを楽しみました。



2011.5.2 北上展勝地

最終日は北上・平泉を経て古川に戻ろう。その前に、ちょっと遠回りになるが小岩井一本桜に立ち寄った。まだ咲き始め、バックの岩手山も雲が掛かっているが、壁紙風にトリミングして見ました。

10時には北上展勝地に着いた。昨日は雨だけでなく風も強かったのだろう。ところどころに折れた桜の枝が道を塞いでいた。北上川をまたぐコイノボリも外されていた。それでも端から端まで桜のトンネルを楽しんだ。

最後は平泉で締めようとICを降り、昨年と同じ町営駐車場に車を停めたが、なんか様子が違う。まったく人気がない。いくら桜が終わったからといって天下の中尊寺がまるで閑散としていた。これも震災の影響だろうか。こんなときだからこそ、盛り上がってくれ!