八坂の塔 |
03.20 京都−弓師−健勲神社−今宮神社−植物園−はせがわ−護国神社−東山花灯路−京都−奈良
03.21 奈良−(レンタカー)−西ノ京−宇陀道の駅−宇陀町並み−又兵衛桜−長谷寺−奈良−矢野と合流
03.22 奈良−京都−市比賣神社−弓師−京都駅
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2009.3.20 |
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昨年、息子達が2人とも巣立って行った。猫4匹を抱え、恒例になった春の京都旅行は行けないなと諦めていたところ、祐樹が3連休に留守番してくれると言う。気が変わらないうちにと大急ぎでチケットを確保した。
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建勲神社 |
市営バスで今宮神社に向かったが、間違えてひとつ手前のバス停で降りてしまったようだ。ついでと言っては失礼だが、船岡山の東麓にあり、信長を祭っている建勲神社に立ち寄った。明治新政府がそれまでの歴史観を一新するために作った官幣神社で、信長も迷惑なことだろうが、太田牛一自筆本の「信長公記」などゆかりの宝物が所蔵されているというからたいしたものだ。
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カミさんは位置関係がわからないようだが、「去年この上の船岡山で弁当のパックが風に飛ばされ慌てて拾ったじゃないか」と教えてやったら納得していた。食い物と連動すると思い出すらしい。
さて建勲神社を後に今宮神社へ。ここは出雲神話に出てくる大国主命が祭られている。平安時代、時の政権がたたりを鎮めるために造ったものだ。古代の神々に後ろめたいものがあるのだろう。なんてことはどうでも良くて、ここの目的はあほけんさんとあぶり餅。”「あほけんさん」を持ち上げて「あぶり餅」を食べる。ここ数年、毎年のパターンだ。まったく進歩がない。” このフレーズは昨年のページから引用しました。まったく進歩が無い。
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阿呆賢さん(マウスを重ねる) |
あぶり餅(マウスを重ねる) |
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春の彼岸の3連休では、さすがに桜には早かった。鴨川土手の桜はようやく蕾が膨らんで、少しピンクになったかなという程度だ。それでも府立植物園では色々な種類の桜があり、数少ない満開の桜の下では撮影の順番待ちだった。
お腹がすいたら三条通のおばんざいの店へ。これも毎年のことで進歩が無いが、今回は「はせがわ」にチャレンジした。\950で主菜一品以外はバイキングとお得感あるメニューだ。数年前は狭苦しい店だったが、小奇麗にリニーアルされていた。12:30頃着いた時には行列が出来て20分くらい待たされた。
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京都府立植物園 |
はせがわのランチ |
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花灯篭 イベント |
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梅と桜の端境期にあたるこの時期に、観光客を呼ぶイベントとして「花灯路」なるものが開催されている。まずは高台寺近くの広場で舞妓踊りのイベントを見物した。どう頑張っても前列の親父の帽子がアングルに入ってしまう。
会場には多くの観光客が詰め掛けているが、この時期はとにかく寒い。カミさんはしっかりホッカイロを抱いていた。 |
八坂の塔界隈 |
清水寺界隈 |
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2009.3.21 |
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平安京朱雀門 |
急に決まった旅行だったので京都のめぼしいホテルは何処も満室だった。じゃらんでJR奈良駅に隣接する「スーパーホテル」を予約した。オープンしたばかりの不慣れなところに目をつぶれば満足行くホテルだった。カミさんは女性客だけのアメニティサービスにほくほく顔。物に弱いところを見抜かれている。
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3連休で今日が一番天気が良いの予報に、レンタカーを借りて遠出することにした。改めて作戦会議をしたが有名なところはあらかた制覇している。今回は大宇陀へ向かった。奈良県人でも何処?ずいぶんマーナーなところだったらしい。ここは古い町並みが保存されている。藤沢製薬創業者ゆかりの細川住宅が面白かった。展示物が並ぶ広い邸内はひんやりとして、往時のまま時が止まったようだ。
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大宇陀の町並み |
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せっかく車で来たんだもの。というカミさんのご命令で観光地図を頼りに本郷という山里にたどり着いた。ここは大阪夏の陣で落ち延びた後藤又兵衛ゆかりと言われる、樹齢300年のしだれ桜がある。まだ開花していないがその風格ある姿は遠目でも判る。
奈良ドライブの最後は長谷寺。我々夫婦は根がケチなので神社仏閣巡りをしながらも拝観料の掛かるお寺は敬遠している。しかしここ長谷寺は別格だ。俗な言い方をすれば元が取れる。
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本郷の又兵衛桜 |
長谷寺 |
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2009.3.22 |
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市比賣神社
天之真名井(あめのまない) |
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昨夜は矢野と合流して奈良町で飲んだ。旅行者だけなら絶対行けないすすぼけた店だが旨かった。
さて今日は最終日。朝からの小雨模様に出鼻をくじかれゆっくり出ようとなった。京都駅から歩いて弓を引き取りに行く途中、市比賣神社に立ち寄った。社務所から聞こえてくる雅楽の練習がいかにも京都らしい。 |