半夏生の田代岳
2014.7.5


山頂の湿原にはワタスゲが揺れていた

田代岳では半夏生(7月2日)、山頂に広がる湿原に生えるミツガシワを稲に見立てその育ち具合でその年の作柄を占うと言いわれている。それにちなんでこの時期に山行を計画したが、ミツガシワ花は終わり湿原の主役はワタスゲに変わっていた。

2014.07.05
荒沢登山口駐車場8:05−8:20迂回路分岐−8:45三合目8:50−9:00四合目(大広手登山口)−9:05五合目−9:40九合目(湿原入口)−9:55田代岳10:05−10:30九合目−11:05三合目11:10−11:40荒沢登山口駐車場

Map    Route

山行写真

荒沢登山口駐車場
意外にもなことにバスツアーの団体さんに遭遇した
ここは白神山地の東端に位置し往復4時間程度の手軽な山だ


駐車場から5分程林道を行くと登山口、「一合目」の表示

ルートは沢沿いの旧道と尾根道に二分し「三合目」手前で合流する

沢の水流は浅く、登山靴のまま入っても平気

「三合目」、広い稜線に出た
ここからルートは稜線に沿って左に曲がって進む

猿に脅かされる
突然周りの茂みがざわついた 熊かと思ったら、猿の集団
ボス猿が目の前の木に登って注意を引く間に家族を逃がす作戦なのだろう

「五合目」、小さな鳥居をくぐる

オトギリソウ ゴゼンタチバナ アカモノ
ツマトリソウ ウラジロヨウラク ワタスゲ
ミツガシワ トキソウ チングルマ


ブナの林を抜けるといきなり高層湿原が現れる
そのさまはドラマティック、故郷会津の田代山に似ている

田代岳の山頂部をバックにワタスゲ

ミツガシワの稲田
今年は豊作だったのだろうか

山頂へ最後の一登り
振り返ると湿原全体が見える

頭を隠した岩木山

山頂のお社、兼避難小屋