2001.8.13 実家5:45−(車)−8:15猿倉8:25−9:10小田代−9:35田代山T字路〜太子堂10:00 −11:00帝釈山11:10−12:00太子堂−12:50猿倉 |
猿倉 | |
田代山登山口、猿倉へは福島県館岩村から栃木県へ抜けるスーパー林道沿いにあります。この道は湯の岐川に沿ったダートな道ですが幅の広い走りやすい道です。登山口の猿倉は館岩から30分ほど、私の実家である会津若松から約2時間半といったところです。 8時過ぎに猿倉駐車場に到着しました。お盆の最中とあって既に十数台の車が停めてありました。200mほど手前にもうひとつ駐車場があり、充分な駐車スペースがです。 |
小田代 | 田代山直下 | |
登山道は最初は沢沿いの道ですが直ぐに樹林帯の中、尾根沿いの急登になります。道は良く踏まれており南会津にしては歩きやすい道です。高曇りの天候で周囲の山々は見えませんが、高度を稼ぐにつれて周囲の木々が低くなります。途中小田代と呼ばれる湿原が現れます。ここまで来ると田代山は一登りです |
弘法池 | 田代山 | |
直下の急登を登りきるとあれっと言う感じで山頂湿原の木道に飛び出します。木道を進み弘法池を過ぎたT字路に「田代山」の標識が現れますが、どうみても周囲の樹林帯の方が標高が高そうです。まあ、この辺全部が山頂ですということでしょう。T字路を左折し太子堂に向かいます。 |
太子堂(避難小屋) | |
太子堂は小奇麗な避難小屋小屋で20人くらい収容できるでしょう。外には(臭い)トイレもあり、この界隈ではなかなか立派なものです。唯一の欠点は室内に弘法大師が祭られており、なにやら社で野宿しているようでどうも気乗りがしないことです。 |
帝釈山への道標 | 帝釈への道 | |
太子堂を裏に廻り帝釈山への道をとります。この道は、大学一年生の夏合宿で通ったことがあります。当時会津滝ノ原駅から荒海山を登り会津国境に沿って尾瀬まで2週間弱の行程でした。毎日、藪漕ぎが続きました。 |
随所にぬかるみ | |
かれこれ30年近ぶりに歩いてみると、登山者の踏み荒らしで道幅は広くなったが、随所にぬかるみが現れ田圃の中を歩いているようで靴もズボンも泥だらけ。前を行く女子高生はスニーカーがずっぽりはまって立ち往生。 |
帝釈山山頂 | |
やがて尾根は細くなり、シャクナゲと露岩の続く狭い尾根道を登ると帝釈山に到着です。天候が良ければ絶好の展望台も今日は四方とも雲の中です。意外にも大勢のハイキング風の登山者が休んでいました。聞くと、桧枝岐と栃木を結ぶ帝釈山林道の峠から新しい登山道が作られ登り一時間弱だという。確かに笹薮を切り開いたような登山道がこの先も尾根沿いに続いています。30年前はこの先再び藪に突っ込んで行ったものですが当時の面影はどこにもありません。 |
高山植物 |
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アキノキリンソウ 小田代途中 |
ウスユキソウ 小田代途中 |
ノリウツギ 小田代途中 |
タニウツギ 帝釈山 |
イワショウブ 田代山 |
キンコウカ 田代山 |
モウセンゴケ 田代山 |
ヒメシャクナゲ 田代山 |
チングルマ(実) 田代山 |
オヤマリンドウ(紫) コバイケイソウ(葉) 田代山 |
ミズギク 田代山 |
湯の花温泉共同浴場 |
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天神の湯 | 共同浴場案内図 (クリック拡大) |
湯の岐川に掛かる橋の手前(館岩側)にある案内図付近に車を置きタオル片手にぷらっと湯巡りが出来ます。 案内図によると湯の花温泉には4つの共同浴場がありますが、今日は案内図の向かいにある天神の湯を利用しました。入口脇にある箱に入浴料¥200を入れるしくみです。戸を開けると直ぐ脱衣所がありその先が浴室です。湯船は一つで混浴です。窓の下には湯の岐川が流れます。ケロリンの湯桶が懐かしい。 |