2000年7月1日 9:10大倉−10:40牛首−12:40三の塔13:10−13:50富士見山荘15:10−15:40ヤビツ峠 |
連日の梅雨空のなか珍しく晴れた土曜日。これは行くしかないと思いたち家を飛び出し大倉バス停に着いたのは9時過ぎ。先年開催された国体のためか、大倉は麓の様子が一変し水無川には不釣合いな吊橋が架けられてしまった。三の塔へのコースはこの吊橋の対岸から始まる。 水無川沿いの林道から尾根沿いに伸びる牛首林道に入り数分行くと、登山道があらわれる。この登山道は牛首で合流する。時間を急ぐならそのまま林道を直進したほうが良い。 |
不釣合いな吊橋 | 白い花(名前不詳) | 樹林帯の道 | 三の塔から大山 |
大倉から三の塔までコースタイム2時間10分のはずが、その倍近い4時間も掛かってしまった。だらだらした登りが延々と続き高度が稼げない。樹林帯の道で展望は望みようも無い。更にこの蒸し暑さでバテてしまった。汗だくでピークに辿りつき、しばらく避難小屋で涼むことにした。この小屋は土間にベンチとテーブルがあるだけの休憩所風で宿泊には向かないようだ。ここ三の塔の展望はすばらしい。東には大山、西には塔が岳へ続く縦走路が一望できる。視界が良いと富士山まで見えるそうだ。上空にはパラグライダーが浮かんでいる。 |
塔が岳への縦走路 | 三の塔頂上 | 三の塔頂上の避難小屋 | 避難小屋内部 |
二の塔から見た三の塔 | 富士見山荘 | 名水を求める人々 | ヤビツ峠 |
時間的にはまだ余裕があるが、持参した2リットルの水は空っぽ。当初考えていた塔が岳縦走は次の機会とし、一番楽なヤビツ峠へのコースを取ることにした。二の塔から一気に下り、富士見山荘に飛び込みまずビール。ここからは平坦な30分程の林道歩きが残っているだけだが、聞くとバスの時刻には2時間も有る。ここから1〜2分下ったところにある、名水「護摩屋敷の水」で時を過ごすことにした。なるほど駐車場も完備され、2ヶ所ある水汲み場には人が群がっていた。人出の多い時には林道が水汲みの車で渋滞になるとか。手に手に大きなポリタンクを持ち、忙しく立ち働く人達を横目に、ここでゆっくりお茶を沸かし、付近を流れる沢を飛ぶ糸トンボを眺め、久しぶりにぼ〜とした時を楽しみました。 |