2000年6月3日 10:50西丹沢バス停−11:40ゴーラ沢出合−13:50檜洞丸14:00−15:20犬越路−16:20用木沢出合- (途中露天風呂)−17:10西丹沢バス停 |
西丹沢バス停に着いたのは11時近く。昨年はこの時刻には檜洞丸山頂にいたのに、油断して寝坊してしまった。檜洞丸を目指すにはちょっと遅い時刻だ。帰りの終バスは17:15。急いで出発。 ゴーラ沢で水を補給し、つつじ尾根に取付く。標高差の割にはきつい登りだ。尾根上部のつつじは今が見頃。なんとかシーズンに間に合ったようだ。しかし遠くで雷が鳴り出し、肝心の展望は期待できそうもない。稜線に出るとガスはいっそう濃くなり、バイケイソウやフキが生い茂る幻想的な雰囲気のなか、一登りで檜洞丸山頂に飛び出した。 |
つつじコース登り口 | ゴーラ沢出合 | ミツバツツジ | もうすぐ尾根道と合流 |
檜洞丸山頂から犬越路へルートを取ると、すぐにスパッと切れた急な下り坂を一気に下る。晴れていたら快適な縦走路のはずだが、残念ながらガスのなかで何も見えない。それでも随所に咲き乱れるつつじは見事なもの。気づかないまま熊笹の峰、大笄、小笄を通過する。ところどころに岩場が現れるが梯子や鎖が整備され特に危険個所は無い。犬越路トンネルへの分岐を過ぎると非難小屋はあとわずかの距離である。 |
山頂直下の木道 | 檜洞丸山頂 | 犬越路への尾根道 | 頭を見せる大室山 |
犬越路非難小屋は峠の僅か大室山側に有る頑丈そうな非難小屋である。すでに15時を回り、初老の単独行の方が宿泊の準備をされていた。窓が無く薄暗い室内だがフラッシュをたいて撮影してみると数枚の毛布も準備されている。水場が無いのが難点だが秋の紅葉時にはここをベースに大室山まで足を伸ばすのも悪くない。 |
犬越路避難小屋を望む | 避難小屋の中 | 犬越路から振返る檜洞丸 | 下山後の露天風呂 |
犬越路から西丹沢のバス停まではコースタイム一時間強。原生林の中を用木沢に向かって急なくだりが続く。やがて道は沢筋に進み、河原を右に左にルートを取り、用木沢出合の林道に飛び出す。すぐ後のパーティはここに待たせていたタクシーに乗り込み、さっさと新松田に下山していった。ちょっとうらやましかったけど、西丹沢のバス停まではこの先20分の距離である。今回は途中に有る「Welcamp」の露天風呂を利用した。大人¥500とお手ごろ価格。詳しくは同社のHPをどうぞ。 |