2000年5月6日 7:30大倉−8:35二俣−9:40後沢乗越−10:40鍋割山11:00−12:10塔が岳−13:00丹沢山−14:30本間の頭−16:40三叉バス停 |
このところ晴天の日が続いたのですが、今日は何故か曇り空。写真は期待できません。大倉バス停を降りた人のほとんどは大倉尾根を登ります。鍋割を目指すのは2割程度でしょうか?田園を横切り四十八瀬川沿いの林道に出て霧で煙る新緑の中を進みます。二俣が近づくと県民の森や大倉尾根への道が入り組んできますが後沢乗越へはこの林道を忠実に辿ります。ミズヒ沢出合いで林道は消え、山道に取り付くとひと登りで後沢乗越に到着です。ここからは急な狭い尾根路を登ります。鍋割山までは約1時間、高度差450mを一気に登ります。 |
後沢乗越 | 鍋割手前 | ミツバツツジ | 鍋割山荘 |
ゴールデンウィークとあって鍋割山荘にはコイノボリ。晴れた日なら富士山や南アルプスまで見えるはずの展望は残念ながら深い霧の中です。風も出てきました。身支度を直して小丸、花立、塔が岳、丹沢山とガスの中を歩きました。ここからは宮が瀬に下ります。 |
丹沢山 | 太礼の頭 | 円山木の頭 | 無名の頭 |
ガスで見通しの悪い登山道を下るのは少々怖いですが、シカの食害防止柵が道の両側に設置され、迷いようがありません。一気に下り200m、少し登り返して瀬戸沢の頭。このあたりからガスが切れてきましたが、目前に見える大礼の頭から円山木の頭、無名の頭、本間の頭とアップダウンが連続で続き、精神的、体力的に消耗します。 この間、人出の多い表丹沢と違って出会う登山者は皆無。途中、登山道を横切るタヌキを見ました。静かな山行を楽しむにはうってつけです。休むなら展望の悪いピークよりブナの落ち葉でフカフカのそれぞれのコルをお勧めします。のんびりお茶でも飲んで鳥の声と新緑を楽しんでと行きたいところですが、バスの時刻があり、そうも行きません。 |
本間の頭 | 新緑 | 登山口 | 三叉路バス停 |
本間の頭からは本格的な下り道です。高畑山付近からは宮が瀬方面の車の音が足を急かします。ブナ林も終わりあたりは杉の人工林。時々、宮が瀬ダムの湖面も見え隠れします。ぽっと出た登山口から一番近い三叉路バス停までは僅か2〜3分です。このコースは偏屈さん向きなのか?バスに乗り込んだのは前歯のかけたオジサンと頭の剥げたオジサンと私、皆さん中年単独行でした。 |