杉山城は戦国山城の教科書
2023.04.10

外廓の切岸

昨晩泊まった高崎から埼玉県嵐山町の杉山城に向かいました。杉山城と言われても、歴史教科書に名前が載ることもない乗ることもない、誰が築城したさえよく判らない城郭ですが、山城YouTubeでは「関東山城の最高傑作」とか「戦国山城の教科書」と称されています。山城初心者の私でも、比企丘陵の地形を生かして土塁や空堀を巧みに配置した防御の工夫が随所に仕掛けられているのが覗えました。


2023.04.10
JR小川町駅9:08+++9:29小川パークヒル9:30−9:45搦手口分岐−9:55杉山神社(本郭)−10:02積善寺−10:20小川パークヒル10:21+++10:42小川町駅

国指定史跡・杉山城跡公式HP

 





小川町駅
高崎からJR八高線に乗り小川町駅で下車
ここから路線バスに乗り終点小川パークヒルで下車
歩いて15分、杉山城を目指す

北側の林道を進み、ここから搦手口へ向かう

空堀の痕跡


本廓北虎口
ここから本廓に入城する
クリック拡大


杉山神社(本廓跡)





大手口前の出廓、なだらかな丘だが当時は溝によって進攻を防いでいた
クリック拡大

看板その1(嵐山教育委員会)
クリック拡大
看板その2(嵐山教育委員会)
クリック拡大


杉山城の大手口前にある積善寺
戦いのときには護摩を焚き必勝を祈願したという