雲上の楽園、白馬岳
2016.7.22-23

丸山から白馬岳

東北単身赴任を終え、久しぶりの北アルプスは白馬岳を目指した。都庁地下駐車場で夜行バスを待ち、現れたマイクロバス風のちっちゃなバスにびっくりした。梅雨明け前の木曜夜の為か?2人席に一人で坐れたのはありがたかったが、それでも狭い。あまり寝れないまま猿倉に到着した。出だしはどんよりとした曇り空だったが、標高が増すたびに視界が開けてきた。なんてことはない。下界は雲海の下、上空は晴れている。絶好の登山日和だった。
親子連れの雷鳥、白馬山荘からブロッケン、旭平の静寂なお花畑、そしてなんといっても雲海上の稜線漫歩。十分に楽しめました。


216.07.22
猿倉5:35−5:50鑓温泉分岐−6:35白馬尻6:45−7:05大雪渓末端7:10−8:30大雪渓上端8:40−10:15避難小屋10:25−12:00村営頂上宿舎(テント設営)13:00−旭岳雪田−丸山−16:30テント場
2016.7.23
テント場5:50−6:15白馬山荘6:30−6:45白馬岳山頂6:55−7:40三国境7:45−8:30小蓮華山8:40−10:10白馬大池10:20−10:45乗鞍岳10:50−11:50天狗原11:55−13:05栂池ロープウェイ山頂駅

Map Route

2016.7.22
白馬の玄関口猿倉
直行の夜行バスを使い5:00に到着

林道歩き一時間で白馬尻
ここから大雪渓が始まる

大雪渓には蟻の行列
ほてった体に雪渓を渡る涼風が心地良い

一時間半の雪渓歩きの後、ようやく夏道に上陸
油断は禁物、上部のガレ場から落石が雪渓を滑り落ちる


雪解け水の流れる登山道を進む
例年なら小雪渓のあった辺りか

お花畑避難小屋
5-6人で一杯の小さな小屋、トイレには錠が掛かっていた

ライチョウ出現
母鳥は自分を注目させ雛を守るという



小屋までラスト5分、ここからがきつかったあ〜

村営頂上宿舎のテント場
早々に設営し周囲をお散歩

旭岳コル
先を見ると祖母谷に向かう登山者が一人

白馬稜線を一歩外れただけで、誰もいない静寂な空間
黄色はミヤマキンバイ、ピンクはハクサンコザクラの群生

2016.7.23

いくぶん軽くなったザックを背負いテン場を出発し
途中白馬さんそうに立ち寄る ここは絶好の展望地でもある

山荘前からブロッケン

同じく杓子岳と鑓ヶ岳

一登りで白馬山頂

白馬岳は北アルプス北端にあたる
雲海に浮かぶ峰々が全部見える

アップ、穂高岳と槍ヶ岳

アップ、立山と剣岳

証拠写真を一枚

三国境手前から雪倉岳、後方には朝日岳
雲の向こうは日本海、栂海新道、憧れるなあ〜

同じくこれから向かう小蓮華岳

振り返ると雲海に浮かぶ白馬三山

小蓮華岳山頂にを象徴する剣
某高校のワンゲル一団が到着

NHK「坂の上の雲」オープニング

白馬大池のお花畑
チングルマとハクサンコザクラの大群生

白馬大池

乗鞍岳のケルン、ここからは下りだけ

岩ゴロゴロした登山道から天狗原の木道に出る

今回のゴール自然園の建物が見える