7.19 新宿−辰野−駒ヶ根 7.20 駒ヶ根−(駒ヶ根ロープウェイ)−千畳敷−三の沢岳−千畳敷−早太郎温泉(泊) [妻と2人 前夜行日帰り山麓泊] |
温泉情報 | お花畑 |
今回はカミサンと一緒。彼女のリクエストはいつも難しい。行ったことの無い山。登りが楽な山。お花畑があること。下山後は温泉。お土産が買えること。更に車に弱い彼女が耐えられるのはバス一時間以内。こんな過酷な条件下で選んだのは中央アルプス三の沢岳と早太郎温泉こまゆき荘です。 新宿から夜行急行アルプスに乗り込み、ロープウェイ駅しらび平に着いたのは早朝7時前。今日は「海の日」しかも夏休み初日とあって、既に長蛇の列ヶ出来ていました。2時間待ちでようやく千畳敷カールへ到着です。大勢の観光客やハイカーがたむろしていますが極楽平方面に向かう人はごく少数派。さらに主稜線から往復4時間の三の沢岳を目指す人はよほどの物好きです。今回も分岐から往復の道程で出会ったのは数パーティしかありません。 カミサンは喧騒の千畳敷から離れて静寂の稜線漫歩にご満悦。それでも小さなコブをいくつか乗り越え、ケルンの建つハイマツ帯の台地からニセピークを登るあたりでは完全にヘロヘロ状態です。山頂直下に突然現れたお花畑に励まされてようやく山頂に到着しました。ここのお花畑は規模は小さいですが、チングルマ、ハクサントドリ、アオノツガザクラ...と花の種類が多くコンパクトに凝縮されています。 千畳敷に戻ると帰りのロープウェイは3時間待ち。早太郎温泉に着いたのは18時。行動6時間、ロープウェイ待ち時間5時間の山旅でした。 |
山行記録 |
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2002.7.20 千畳敷8:50−9:35稜線分岐9:40−11:50三の沢岳12:05−14:05稜線分岐−14:40千畳敷 |
駒ヶ根ロープウェイ しらび平 朝の7時で2時間待ちです |
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南アルプス遠望 鋸岳や仙丈岳でしょう |
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極楽平手前 稜線はガスの中 |
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三の沢岳分岐 風が強く帽子も飛ばされそう いつもならバックには宝剣岳が見えるのに |
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分岐からは軽快な下り 支稜線は風の緩衝地帯 ハイマツ帯の軽快な下りです |
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最低鞍部 この辺は余裕しゃくしゃく |
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三の沢岳 山頂直下にカールを抱いた ピラミダルな山容です |
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最後の登り この登りで彼女はヘロヘロ |
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山頂直下 お花畑の中をラストスパート |
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三の沢岳山頂 ガスの中で展望はききませんでした |
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お花畑 黄:シナノキンバイ 白:ハクサンイチゲ ピンク:ハクサンチドリ |
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アルプスの少女 なに気取ってんだか |
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主稜線はガスの彼方 |
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一瞬見えた宝剣岳 |
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主稜線直下 花崗岩の砂礫を踏みしめて |
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イワヒバリ 人が近づいても逃げません |
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千畳敷に無事帰還 ここで3時間待ち のんびりとコーヒータイム |