越後の春、坂戸山
2021.4.22


大迫力の八海山(左)と中の岳(右)

快晴が続く4月後半、六日町坂戸山に出掛けました。坂戸山は山全体が大規模な山城で、あちこちにその遺構が残っています。戦国時代上杉謙信が急死した後の家督争い(御館の乱)では激しい攻防戦に耐え、上杉景勝・直江兼続を勝利に導きました。この時期には八海山や巻機山等越後の山々の大展望が楽しめます。なにより山麓から山頂稜線までいたるところに自生しているカタクリが咲き誇ります。標高が東京スカイツリーと同じ634mと低山なので、夏場は暑くてお勧めできません。登るならこの時期しか無いと長年温めていたコースです。

2021.04.22
池袋高速バス停7:00−バス停六日町10:05−10:41坂戸山登山口駐車場10:45−11:00一本杉11:10−11:55稜線12:00−12:13坂戸山−12:28大城12:31−12:50坂戸山13:00−13:52坂戸山登山口内堀跡

map route gps






関越自動車道を行く高速バスの車窓から
高崎を過ぎたあたりから谷川連峰

高速バス停六日町で下車、乗客は6名でした
ここから登山口まで30分強歩きます

六日町郊外を坂戸山に向けて歩く
雲一つない快晴、今日は暑くなりそうだ

途中から八海山を望む

途中から苗場山を望む

坂戸山は山全体がそのまま坂戸城址
登山口から直ぐの家臣屋敷跡には桜並木

10分ほどで林道を離れ登山道に

辺りはカタクリ群生地

標高500m付近に残雪

振り返ると六日町の街並み
横たわるのは魚野川

登山道もカタクリだらけ

稜線に出ると越後の山が迫ってくる
守門岳遠望

同じく八海山と中の岳

同じく丹後山、下津川山

同じく巻機山、金城山、手前尾根の先に大城


坂戸山山頂
日影の少ないこの山では山頂の杉木立が貴重な休憩場所

山頂から谷川連峰

大城まで足を延ばす

大城直下

大城に残る土塁の向こうは金城山

急な薬師尾根を下る 暑かった〜


山野草
登り城坂コースには遅くまで雪が残りカタクリやキクザキイチゲが主役
下り薬師尾根コースはイワウチワやヤマザクラが主役
エンゴサク エンレイソウ イワカガミ

イワナシ

イワウチワ

カキオドシ

カタクリ

カタクリ

キクザキイチゲ

キクザキイチゲ

ミチノクエンゴサク

ミツバツチグリ

ミツバツツジ

ニシキゴロモ

ショウジョウバカマ

タチツボスミレ

タムシバ

ヤマザクラ