登山部、遥かな尾瀬に挑む
2015.7.19-20

裏燧林道上田代、ここまで来れば御池までラスト20分

今回は東京から参加する3名を加え、11名パーティで遥かな尾瀬に挑みました。七入駐車場からシャトルバスに乗り換え沼山峠にたどり着きいざ出発!初日はお目当ての大江湿原のキスゲを楽しみ、見晴尾瀬小屋泊まり、翌日は沼尻まで戻ってナデックボを登り御池に降りるが当初の計画でしたが、電車時刻の制約から燧ヶ岳チームと裏燧林道チームに2分し私は裏燧林道チームに参加しました。皆さんこちらは楽勝コースと読んでいたフシがありましたが、途中三条の滝を組み込んだ為、結構ハードなコースになりました。それでもラストの上田代あたりでは喧騒から離れた静かな尾瀬を楽しんで頂けたことと思います。


2015.07.19
沼山峠12:30−13:30尾瀬沼ビジターセンター13:55−14:35沼尻14:50−16:00見晴尾瀬小屋
2015.07.20
見晴6:45−7:05龍宮7:10−7:25ヨッピ橋7:30−7:50東電小屋7:55−8:20温泉小屋−8:45平滑の滝8:50−9:30三条の滝9:40−10:30裏燧林道分岐10:40−12:50上田代13:00−13:25御池


Map Route

山行写真

沼山峠でシャトルバスを降りる
前日雨天の3連休中日とあって、今シーズ一番の人出
予定していた御池の駐車場は昼前で既に満車
途中の七入駐車場からシャトルバスに乗せられた

林床の野草
ゴゼンタチバナ ギンリュウソウ アカモノ

ニガナ

ヒメサユリ

ハクサンチドリ

峠から尾瀬沼への木道はハイカーが行列を作り大賑わい

最初に湿原で出迎えてくれたワタスゲ

あれ〜Nさんじゃないの〜
さすが人気のコースだけあって職場の仲間とスレ違い

尾瀬沼が近づくと大江湿原
ニッコウキスゲは五分咲きと言ったところ

長藏子屋の裏から尾瀬沼を手前に燧ヶ岳
定番のビューポイント

湿原の花
バイケイソウ ヒオウギアヤメ ニッコウキスゲ

尾瀬沼の北岸をルンルンと沼尻に到着

明日登るナデッ窪が壁の様に見え、皆さんビビル

樹林体の中を黙々と歩くこと一時間強で
今日のお宿尾瀬小屋に到着、ご苦労様でした
さあ、風呂だ、ビールだ、夕飯だ〜。
それでも消灯21時前には皆さん大イビキ

2チームに分け、我々は裏燧林道チームだ
まず足慣しに龍宮からヨッピ橋、湿原の半分を周回する

龍宮から燧岳を振り返る
雲は多いが雨の心配は無さそうだ

ヨッピ橋を渡るまだまだ余裕のSさん

東電橋を渡る我チームのマドンナ
この辺りまではズボンも綺麗でしたね

湿原の花
キソチドリ ワタスゲ キンコウカ

ヒメシャクナゲ

トキソウ

タテヤマリンドウ

東電小屋付近から燧ヶ岳

東電小屋付近から至仏山

温泉小屋を過ぎ、分岐を三条の滝に向かうと
木道歩きから、奈落の底への岩下りと様子は一変する
ビックリ顔のKさん

平滑の滝、遠くで迫力に欠ける、皆さんの反応もイマイチ

三条の滝は遠かった
すれ違う方に尋ねると皆さんマダマダと正直におっしゃる
尾瀬の水を全て集めて落ちる様は迫力満点
この地点が今回コースの最低標高ポイント
どちらを向いても登るしかない

きつい登りを30分、裏燧林道に合流した
この先は楽勝と思ったら大間違い
小沢に出会うたびに繰り返されるアップダウンにうんざり

ラスト一時間は小湿原を縫うように進む
特に上田代は随一の規模を誇る
誰もいない田代を我々が独り占め、贅沢なひと時

上田代から平ガ岳遠望、あのロングコースは二度と行きたくない

遠かった御池にようやくゴールイン
皆さん楽しんで頂けたでしょうか