本仁田山ともえぎの湯
2001.5.2



2001.5.2
JR奥多摩駅9:50−10:25安寺沢集落10:30−11:20大休場11:30−12:30本仁田山山頂12:55−13:10コブタカ山−13:50大タワ分岐13:55−14:05山の神−14:35JR鳩の巣駅

昨日に続いて奥多摩行き、今日は本仁田山を目指します。天気は曇り空。下り坂で、午後からはいつ雨が降ってもおかしくないとの天気予報です。本仁田山は駅に近くアクセスが便利な山ですが、特徴が無く隣にある川苔山の影に隠れた不遇の山です。こんな天気のときにはうってつけです。と変な誉め方をしましたが....。
 青梅線車内は学校行事なのでしょうか、高校生で大賑わい。まあ茶髪やピアスがいないだけよしとしましょう。クラス別か?学校別か?軍畑、御岳...と、列車が駅に着くたびに分散して降りて行きます。終点の奥多摩駅まで残ったのは100名ほど、全員男子生徒でちょっとがっかり。皆さんが向かうは私と同じ本仁田山です。

JR奥多摩駅 日原川に掛かる女夫橋
奥多摩駅右手にある砕石所の脇から橋を渡り、日原川を上流方向に進みます。更に橋を渡り返し氷川国際釣場の先を進むとすぐに右折、ここから安寺沢集落への林道に入ります。このポイントがわかりずらいところですが、今日は引率の先生が案内していて難なく通過。

安寺沢登山口 登山口に乳房観音
この安寺沢の一番奥にある民家の庭先から本仁田山の登山道が始まります。杉の人工林に覆われた急斜面をジグザグに登って行きます。霧雨の中、薄暗い不気味な道ですが、今日は高校生の賑やかな声が響き渡っています。

大休場
尾根に出たところが「大休場」、消火用のドラム缶も近くにあることだし、もちろん一服タイムです。ここからは尾根に沿った一本道ですが、展望の無いダラダラした登りで、結構きつい。

本仁田山山頂
本仁田山の山頂は道標が無ければ通過してしまうような、小さな広場という程度のもの。隅に数人なら雨宿りできそうな小屋掛けがありますが今日は食事をとる高校生に占領されてしまっています。樹木に覆われて、じめっとしている。東面だけが切り開かれているそうだが、ガスでまったく展望が無い。

JR鳩ノ巣駅
山頂からしばらく尾根沿いに進むとコブタカ山に出る。展望の良い小さなピークです。標識はありませんが、ここが分岐です。なおも川苔山へと続く尾根道を左に分け、右進しに鳩ノ巣方面に下る。道は防火線と思われる切り開きに沿って下って行く。こちらのルートの方が、展望が楽しめそうだ。「山道」と標識にある尾根沿いに下る道を分け、右手の近道(たぶん)をとると、暗い杉の人工林のなかをただひたすら下るだけ。大タワからの道、更に川苔山からの道を合わせズンズン下って行く。棚沢の集落が見えるとゴールは間近。



温泉情報−もえぎの湯

 JR鳩ノ巣駅からJR奥多摩駅に戻り、「もえぎの湯」に行ってきました。ここは駅から徒歩5分にある村営の日帰り温泉施設です。駅前の観光案内所で確認すれば良いでしょう。
 着いたのは16時頃だったが「入場制限」。駐車場横の待合所で10分くらい待たされた。ここのシステムはキーを仕込んだリストバンドでロッカー施錠から館内飲食料金までを管理しており、準備されたバンドの人数分しか入場できないというもの。
 二階には土産売場、食堂、畳の大広間がある。大広間は休憩無料とありがたい。座布団を枕に寝ている人もいた。基本料金は2時間まで、それを越えると料金が加算さえるので要注意。
 客層は登山者1/3,観光客1/3、村民1/3といったところ。夏になると多摩川の河原でキャンプする人も利用するという。まだ新しく清潔なところも良い。この界隈には小菅の湯、つるつる温泉、数馬の湯など他にもお勧めの湯があると言う。
料金 \700
 奥多摩フリーキップ割引\600
時間 10:00〜21:00 3〜11月 
 10:00〜19:0012〜2月
 受付終了は一時間前
休館日は月曜日
 祝日の場合は翌日
電話 0428-82-7770
内湯×1、露天風呂×1




奥多摩町役場 http://www.town.okutama.tokyo.jp/index.html