大岳山
2007.4.7




2007.04.07
白丸855−925海沢集落−1015海沢園地1020−1045大滝1050−1125沢出合1130−1155支稜1200−1220稜線−1225大岳山1255−1305大岳山荘1310−1330下降点−1420白丸バス停−1450払沢の滝バス停






白丸駅は桜が満開 海沢園地

白丸駅は青梅線の終点、奥多摩駅の一個手前にある無人駅だ。駅員の代わりに、満開の桜が迎えてくれた。車の行き交う青梅街道を敬遠し、多摩川の対岸に延びる遊歩道を上流方面に歩くこと30分で海沢集落に着く。なにやら道路の付け替え工事の真っ最中で、判りづらいかったが、ここから水産試験場に沿って延びる海沢林道に入る。
曇りの天気予報に反して初夏を思わせる日差しだが、単調な林道歩きはありがたくない。ダラダラ歩きながら、ようやくトイレと東屋がある海沢園地に到着した。

  大滝 山葵田

園地から沢沿いに歩くと、直ぐに三ツ釜ノ滝が現れる。登山道はこれを巻くように直ぐ脇を通っている。上から滝を見下ろすとなかなか迫力がある。更にネジレノ滝、大滝を経由して、大岳への登山道に入ってゆく。真新しい道標に「大岳(悪路)」と脅かすような文句が書いてある。それほど危険な箇所は無いが、ここから本格的な登りになる。樹林帯の中、道は一旦沢から離れるが、再び合流したあたりに大きな山葵田がある。そこへの荷揚用のモノレールの下を潜るように登山道は延びている。

雪が残っていた 大岳山山頂

次第に沢の水流が細くなり源頭が近いことがうかがえる。二股に分かれるあたりから道は尾根に向かってひたすら登ってゆく。ぬかるんで歩きづらい急斜面を、木の根を掴みながら体を持ち上げると支稜に登り着いた。数日前に降ったのだろうか、新しい雪が残っていた。ここから20分ほど緩やかに登ると鋸山への縦走路に出る。ポイントにある道標には大岳山と鋸山は表示されているが、海沢を示す表記は無かった。逆コースの場合には迷いそうな箇所だ。ここから5分も登れば大岳山に到着する。

大岳山荘から馬頭刈尾根 白倉下降点

海沢のコースでは、僅か2パーティにしか会わなかったが、山頂は登山者で腰を下ろす場所さえままならぬ混雑振りだった。この分では一番ポピュラーな御岳へのルートは渋滞するだろうと、予定を変えて、馬頭刈尾根を降りることにした。自然林の中を行く快適な尾根道だった。案の定、途中で会ったのは1パーティだけと静かだったことも気に入った。

払沢の滝入り口の豆腐屋さん
失敗したのは、バス時刻を調べていなかったこと。白倉バス停に着いて次のバスを調べると、なんと一時間半後とある。下の払沢の滝入り口バス停まで行けば便数も増えるだろうと更に30分のアルバイトをしてしまった。結果的にはこれが正解、30分に一本の割合で運行していた。お土産には名水で作った昔ながらの手作り豆腐でした。



タチツボスミレ

エイザンスミレ

ナガバノスミレサイシン

ミヤマキケマン

ムラサキケマン

ヤマエンゴサク

ヨゴレネコノメ

ハナネコノメ





奥多摩観光協会