山行記録 |
2004.12.5
笹子駅8:42==(Bus\180)==新中橋8:50−10:00山頂手前の肩10:10−10:25笹子雁ヶ腹摺山10:35−11:20米沢山11:30−12:00お坊山12:30−12:50大鹿峠−13:40景徳院14:00−14:25甲斐大和駅
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笹子駅 |
ホームから、今日目指す稜線が見えているのだろうが、判らない。列車を降りた登山者は私と老夫婦だけだった。今日は午後から崩れる天気予報に山行を取りやめた人も多かったのだろう。 |
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新中橋の登山口 |
新田行きのバスを終点の一つ手前の新中橋で降りた。100mほど先にある墓地の脇から登山道は始まる。
笹子駅バス時刻 |
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送電線基部から笹子 |
薄暗い杉林を歩き始めた。最初から結構な急登だ。踏み跡を辿りながらどんどん高度を上げてゆく。ふと送電線の基部に出た。木々の向こうに笹子方面の町並みが見える。 |
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本社ヶ丸 |
笹子川を挟んだ谷向こうに本社ヶ丸が見える。手前の山は大沢山だろう。このあたりは送電線が縦横無尽に走っている。 |
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笹子雁ヶ腹摺山 |
杉林の切れ間から三角錐のような山が見えた。これが雁ヶ腹摺山だろう。この山域には3つの雁ヶ腹摺山がある。それなりに謂れがあるのだろうが、私だった笹子笠ヶ岳とでも命名しただろう。 |
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山頂手前の肩 |
地図上に地名は無いが、尾根道を詰めたら広場に出た。この先、稜線は右手に90度折れる。今まで見えなかった富士山や南アルプスの峰が木々の合間から見える。山頂に向かって標高差200mラストスパートだ。 |
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道志、丹沢の山並み |
幾重にも山が重なっている。方向は道志・丹沢だが、どれがどれやら判らない。 |
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笹子雁ヶ腹摺山 |
少々手狭な山頂は、ぐるり360度の展望だ。特に八ヶ岳から南アルプスへの展望が素晴らしい。晴れていたら槍穂まで見えただろう。 |
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笹子雁ヶ腹摺山山頂から |
白根三山 |
八ヶ岳 |
富士山 |
大菩薩 |
米沢山・お坊山 |
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米沢山手前の鎖場 |
雁ヶ腹摺山からお坊山まではちょっとした縦走気分を味わえる。そんな気分で足を踏み出したのが大間違い。鎖やトラロープのある痩せ尾根を、小さなピークが次から次へと現れる。標高差100mくらいを行ったり来たりでうんざりする。 |
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米沢山 |
まばらな木々に囲まれた山頂だが、場所をあちこち移動すればここからも展望が楽しめる。さっきまで見えなかった赤石岳が頭を見せた。お坊山まで行けばバッチリ見えるだろう。 |
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お坊山 |
山頂には最も苦手とする中高年パーティがいたが、今日初めて出会う登山者にほっとする。私と同じ景徳院を目指すらしい。雁ヶ腹摺、米沢山、お坊山と展望写真を撮りまくったが、見返すと似たり寄ったりだ。お坊山からはTopにある南アルプスパノラマ写真を掲載した。 |
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大谷ヶ丸と滝子山 |
お坊山の北端にベンチのある展望台がある。正面に大谷ヶ丸と滝子山が並んでいる。ここから大鹿峠へ道は尾根道と巻道に二分する。尾根道は枯葉が積もり踏み後薄いが、道型ははっきりしている。 |
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大鹿峠 |
尾根道を下ったのが効いたのだろう。さっきのパーティに追い付いた。おばさんから「早いですねえ〜」と声を掛けられ、ここで休もうと思っていたが見栄を張って通過した。景徳院へは小高い尾根を乗越さなければならない。意外な登りにヘロヘロになる。 |
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落ち葉のトンネル |
歩きやすい尾根道だった。途中4,5箇所に送電線の鉄柱が立っていた。この道は電力会社の巡視路を兼ねているのだろう。手入れされて歩き易い。足首までもぐる落ち葉を書き分けるようにトットコ下る。 |
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電気柵 |
農作物を守るための電気柵が設置されていた。通行人には判らないご苦労があるのだろうが....。それはともかく、登山道を塞いでいる正面扉がどうやっても開かなかった。あたりを見渡し脇にある扉から無事脱出したが、5分ほどジタバタしただろう。手に痣を作ってしまった。 |
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景徳院 |
当地で自害した武田勝頼の冥福を祈り、徳川氏が建立したお寺。桜や紅葉で有名な山門も今日は冬枯れの中に佇んでいる。 |
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笹子トンネル |
国号20号線の行き交う新笹子トンネルを望む。甲斐大和駅までの道筋には今は珍しくなった火見櫓など懐かしい風景が見られる。 |
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甲斐大和駅 |
せっかく早足で辿り着いたが、次の列車は30分程待たなければならなった。 |
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