オボコンベ山(産子負山)恐るべし
2015.04.17


山頂からマンモス岩

季節も春を迎え、静かな山行を楽しもうと金曜に年休を取ったが、お昼頃寒冷前線が通過するとのこと、手軽な山として選んだのがオボコンベ山だ。山名の由来はオボコ(赤ん坊)を背負っているように見えるからとあるが、上の写真のようにマンモス岩を山頂から眺めるとそうみえなくもない。先人のWeb情報から沢コースを登って、林道コースを降るコースを選択した。想定外は山頂下降があまりにも急で肝を冷やしたこと、橋の無い本砂金川の渡渉に難儀したこと。標高595mしかないので容易な山と油断したが大間違いだった。オボコンベ恐るべし。次回は長靴を履いて来よう。


2015.04.17
沢コース登山口駐車場9:35−10:20尾根取付き−10:55オボコンベ山11:00−11:30林道終点−12:00渡渉−12:15駐車場

Map    Route


山行写真

オボコンベ駐車場
栃尾集落を過ぎると左手に登山口の表示がある
本砂金川を渡り、対岸の支流沿いに進む

キクザキイチゲ

キクザキイチゲ

遡行したり、高巻いたりルートは支流に沿って延びている

堆積木に行く手を阻まれる 木登りしたり、潜ったり大忙し

ネコノメソウ

コンロンソウ

チャメルソウ

ニリンソウ

上流に登るにつれ水流は少なくなってくる
どこを歩いてもOK

岸辺の踏み跡はカタクリロード

カタクリ

カタクリ 白花

沢が二股に分かれている
さてルートは左右どちら?

正解は真ん中、ここから尾根に取り付く

ショウジョウバカマ

イワウチワ

写真ではそれほどでもないが急な登り

左が山頂、右はマンモス岩

中央が抜け落ち、マンモスの鼻に見える

山頂直下の急登
両側が切れ高度感一杯

5−6人で一杯になる狭いオボコンベ山山頂
蔵王から大東岳にかけての展望が楽しめるはずだが今日は展望なし

僅かに桐ノ目が見える

さっきの急な斜面を下るのは勘弁と尾根コースを下った
それ以上の急斜面に肝を冷やす
長い鎖があるが、途中20m程切れている間が一番の難所

難所は越えたがまだ急な下りが続く

平坦地に出てしばらく進むと林道の末端に出る
ぐるり見渡すと林道への矢印がある

林道はこんな感じで楽勝ムードだったが…

本砂金川に近づいた辺りで4差路に出た
GPSを確認し左折が正解と無事岸辺に立ったが、対岸に道はあるが橋が無い
土日の山行を思えば靴は濡らしたくないので4差路まで戻り違うルートとここを直進した
駐車場からは遠くなるが人家に近いので橋もあるだろうと思ったが結果は同じ
北アルプス剣沢以来の渡渉敢行した、オボコンベ恐るべし