入笠山山頂から八ヶ岳 |
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2009.01.11 富士見駅9:15−10:00ゴンドラ駅−ゴンドラ山頂駅10:45−10:55入笠湿原−11:00マナスル山荘11:15−11:40入笠山11:50−12:05マナスル山荘−12:25ゴンドラ山頂駅12:40−ゴンドラ12:50−13:35富士見駅 |
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富士見駅 | 入笠山 | |
一枚残った18切符を持って今日向かったのは入笠山だ。家を出たのは、まだ暗いうちだが、各駅停車の旅だけあって富士見に着いたのは9時を廻っていた。この駅はE社の最寄り駅として何度か訪れたことがあるが、プライベートで降りたのは初めてだ。ご同類の3人組を見つけ、タクシー相乗りをお願いしようと思ったら、迎えに来たガイドの車に乗り込みさっさと行ってしまった。しょうがない、10時にはスキー場行きの送迎バスが運行されるが、それまで待つ時間があったら歩いて行けるだろうとえっちらおっちら歩き出した。市街地を抜け、山並みが近くなってきた。どれが入笠山かわからないが、とろあえず正面に見えるスキー場まで行けば、山頂に向かうゴンドラ駅があるはずだ。天気も良いしのんびり行こう。 |
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ゴンドラ山頂駅から八ヶ岳 |
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たどり着いた富士見パノラマスキ−場はレストハウスやレンタースキーが並らぶバリバリのスキー場だ。ゴンドラは?と眺めるとゲレンデの端に延びる長蛇の列がそれらしい。往復\1600は少々痛いが、1760mの山頂駅まで一気に運んでくれるのはありがたい。 山頂駅から見る八ヶ岳はなかなかのもの。スキーヤーはこれを正面に見ながらどんどん滑り降りてゆく。彼らの邪魔にならないように登山口の表示板前でスパッツを着け、いざ出発。 |
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入笠湿原 |
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山頂を目指すはずが、道はなだらかに下ってゆく。樹林帯を抜けぽっかり開いた空間に出ると、そこが入笠湿原だ。夏は高山植物に彩られるのだろうが今は一面の雪の下。 ロープに沿って湿原を横断すると、向かいに山彦荘がある。脇の広場にテントが一張りあった。確かに冬山訓練には絶好の場所だ。 |
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旧スキー場 |
マナスル山荘 |
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山彦荘からしばらく車道を行くと左前方に雪の斜面が現れる。ここは昔、スキー場だったらしい。シーズンにはスズランやヤナギヤンが咲くという。この斜面の向こうに入笠山の山頂があり、シュノーシューの足跡が続いていたが、そのまま車道を進みマナスル山荘に立ち寄った。ここは珍しく天体望遠鏡がある。 |
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入笠山頂 |
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山荘前から山頂まで、稜線沿いに約160mの登りだ。スノーシューの跡を拾って進むが、徐々に雪が深くなってきたようで、つぼ足だと時々ズッポリ嵌ってしまうのもご愛嬌だ。 到着した入笠山頂は360度の展望が楽しめるが、北アルプス・中央アルプス方面は雲の中、一番良く見えた八ヶ岳も稜線は雲に隠れている。こから深田久弥百名山中22座を見ることが出来ると言われ楽しみにしていたが、今日は途中から雲が広がってきた。早朝ならバッチリ見えていたのかもしれない。次回のお楽しみにしよう。 |