グランデコゴンドラ乗り場 |
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帰省先の会津若松から車を飛ばして一時間強でやってきたのはグランデコスキー場。ここのゴンドラを利用して西吾妻に向かった。雲ひとつ無いピーカン。こんな天気は今シーズン初めてだ。 |
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磐梯山を背に登り始める |
山頂駅からゲレンデの一角に延びる登山道を登り始める。この一帯はヨツバヒヨドリのお花畑があり、そこに群れるアサギマダラは遠く九州まで飛んでゆくそうだ。かろやかに舞うアサギマダラと対照的に、出だしから大汗をかいて登ってゆく。
ゲレンデの上端から本来の登山道に入ってゆく。これでカンカン照りから逃れることは出来たが、うっそうと茂る樹林帯でやけに蒸し暑く、汗だくで登ることは変わらない。 |
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磐梯山〜西大巓から
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飯豊山〜西大巓から
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安達太良山〜西大巓から
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森林限界を超えて、高度計は1950mを示している。急登を一登りしてここが西大巓のピークかと思ったら、もう一つ向うが西大巓らしい。山頂に集う登山者が手を振っている。いつしか背後の磐梯山より高いところまで登ってきた。
ミヤマリンドウやハクサンシャジンの咲くお花畑を抜け、ようやく西大巓に到着した。四方ぐるりと見渡せる絶好の展望台だ。磐梯山の後ろに見えるのは尾瀬・日光の山並みだろう。雪を残した飯豊連峰も見える。 |
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西吾妻までは一旦下って登り返す
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さて、肝心の西吾妻山方面を眺めると、100m程下って登り返すようだ。せっかく稼いだのにもったいないが仕方が無い。砂礫の小道をずんずん下ってゆく。お花畑の盛りは過ぎたようだが、秋を思わせるウメバチソウが咲き出していた。
最低鞍部に水場の表示があり、既に底をついたペットボトルを片手に立ち寄ってみた。水流は細いが、分岐から1〜2分にある貴重な水場だ。周囲には他では既に終わってしまったカラマツソウやイワイチョウが残花を付けていた。 |
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西吾妻小屋
(マウスを置くと内部写真) |
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鞍部から西吾妻山頂まで、樹林帯と小湿原が交互に現れる。花の盛りは7月初めころだろうか、ぜひ再訪したいものである。
山頂手前の湿原に西吾妻小屋がある。登山道から20mほど脇に控えめに建っている。少々トイレ臭がするが貴重な避難小屋だ。水場は確認できなかった。さっきの鞍部まで下るのだろうか? |
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西吾妻山頂 |
登りつめた西吾妻山頂は道標が無ければ通り過ぎてしまうような樹林帯に囲まれたつまらない広場だった。これだけ殺風景なのは大菩薩山頂に匹敵する。それでも標高2035mはここ吾妻連峰の最高峰だ。 |
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吾妻神社 背後には飯豊山
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休んでいた先行者に進められ、山頂から北に10分ほど足を延ばして天狗岩経由で戻ることにした。なるほど、天狗様の気まぐれか?この一角だけ大岩がゴロゴロ堆積している。その様はハイマツの海に浮かぶ岩礁のようだ。
一角に祭られている吾妻神社の背後には飯豊山がくっきりとその雄姿を見せていた。
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西吾妻山 2007.8.13
お花畑 |
ハクサンシャジン |
カラマツソウ |
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ミヤマリンドウ |
ウサギギク |
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