先週は榛名山、昨日は赤城山、今日は妙義山。これで上州三山を制覇することになる。高崎のホテルで朝飯をガッチリ摂って早朝の横川行き電車に乗り込んだ。今日は年休を取っての月曜日だ。車内には高校生だろうか、通学列車の様相を呈している。
松井田駅に降りた。高架を渡ると正面に妙義山、その右手奥には浅間山が見える。空は青空、いいぞいいぞ、気分が高揚してくる。
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松井田駅から |
妙義山神社 |
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カミさんから電話が入る。北斗が突然帰ってきて妙義山目指してドライブ中とのこと。時間の読めない稜線コースは止めて、お中道コースを通って中ノ岳神社駐車場を指定した。
さて駅から一時間弱で神社下に着いた。駐車場脇のトイレで身支度を整えいざ出発。妙義山神社の長い石段を登り境内を抜けとると登山道が始まる......はずだったが、台風被害の復旧工事で石段には立入禁止のロープが張ってある。なんとかなるさと、少し戻って車道を西進すると迂回路が現れ一安心。裏門から境内を覗くと、立派な彫刻の施された社殿がある。
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第二見晴から金洞山 |
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「本読みの僧」がコースの中間点とある。距離的にはそうかもしれないが、前半は春の日差しののんびりとしたコースに対し、後半は階段あり、岩壁あり、石門ありと変化のあるコース。
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本読みの僧 |
東屋 |
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鉄の階段 |
コースの右手に踏み跡が延びており、ペンキでちいさく「ホッキリ」と書いてある。稜線からのエスケープルートだ。地図で見ると東屋の近くだが、実際は20分くらい歩いたところだ。この山域の地図はどうもあてにならない。
そこを過ぎると直ぐに、細い岩稜の上に設置された長い鉄の階段が現れる。これが出来るまでは難所だったことだろう。結構高度を稼いでくれる。すぐそこが稜線というところで、水平道になるが、今度はしゃがまないと頭がぶつかってしまうような岩疵だ。これも距離がある。
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岩疵 |
大砲岩 |
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「大砲岩」の表示で核心部は終わる。ここからは奇岩を眺めながらの観光コースだ。大岩の上に寝転び、改めて眺めると乱杭歯が並んでいるような奇妙な山だ。この稜線を縦走するなど考えられない。
北斗から電話が入った。既に中ノ岳神社駐車場にいるが、月曜日とあって日帰り温泉やレストラン等の観光施設は何処もお休み。腹が減ったのでここを脱出しよう。直ぐに降りて来いと言うもの。おいおいまだこっちは山の上だよとぼらきながらゴールに向かった。
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第四石門 |
中ノ岳神社 |
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