三つ峠
2003.4.18


2003.4.19
浅間神社645−710母の白滝730−800鉄塔805−木無山920−940四季楽園(山頂一帯)1040−1115八十八大師1120−1210達磨石1215−1305グリーンセンター1425−1445三つ峠駅1449・・・・・・・・1800弘明寺

金曜日に甲府に出張しました。得意先での商談を終え、甲府駅でサラリーマンから登山ルックに変身し、バスで富士吉田行きに乗込みました。今日のお宿は富士健康センターです。風呂に入り食事をすると、他にすることも無し、9時には仮眠室で熟睡モードです。
早朝、玄関先の窓から見える大きな富士山に誘われていざ出発。隣接する浅間神社が今日のスタート地点です。林道からすぐ沢沿いの登山道に入ります。母の白滝を経由して木無山に至るこのコースは足元が不安な箇所には階段や桟道が配置され、きちんと整備された登山道です。しかしまだシーズン前と見えて、倒木に行く手を遮られる箇所が数箇所ありました。西川新倉林道を横断すると木無山に向けて急登が続きます。山頂が近づくと、コース上は雪で覆われます。雪解けのドロ道で重くなった登山靴をきれいにするためコースを外すと30cmくらいズボっとはまってしまいます。あと2週間くらいで解けてしまうでしょう。
どんよりとした曇り空ですが視界は良好でした。富士山はもちろんですが甲府盆地を覆う雲海の上に南アルプス、八ヶ岳等々が頭を出しています。光の加減で赤石岳がくっきり見えたのが印象的でした。
三つ峠は開運山、御巣鷹山、木無山の3つの山の総称です。最高峰の開運山とその北にある御巣鷹山はNHKやNTTのアンテナ等の施設が立ち並ぶ要塞のようになっていて興味を削がれます。御巣鷹山に至っては頂そのものに電波施設が建っておりどこが山頂やら判りませんでした。
さて下山です。三つ峠のもうひとつの顔はロッククライマーのゲレンデになっていることです。他のゲレンデと異なり登山道そのものが屏風岩の基部をぐるりと巻いているので、あちこちでザイルに身を固めたクラーマーの練習風景に出会いました。
達磨石からは舗装された林道歩きになりますが、ここから「憩いの森」、「神鈴の滝」、「さくら公園」の園地が続きます。折りしも満開の桜が圧巻でした。桜吹雪のなか誰も歩いていない林道をテクテクと、桜街道独り占めでした。


写真集
<浅間神社>
宿泊した富士健康センターは
この神社に隣接します

<母の白滝>
ここで朝食タイム
<登山道>
良く整備された道ですが
倒木が行く手を遮ります

<南アルプス>
聖、赤石、悪沢岳の山並
<富士山 木無山から>
初夏には花が咲き乱れるお花畑
ですがまだ何にも咲いていません
<御坂山塊>
甲府盆地から雲が流れ込みます
<天上山分岐>
左天上山、右母の白滝
<三つ峠山頂>
アンテナや反射板が並び
要塞のような山頂です
<山頂一帯には雪>
雪より泥濘に難渋しました
<屏風岩>
良く見るとクライマーが見えます
<クライマー>
<八十八大師>
石仏の集団です

<達磨石>
刻まれている文字は梵語でアーク
大日如来だそうです
<神鈴の滝>
<さくら公園>
誰もいない公園に満開の桜
不気味なほどに明るい景色です
<大山祇神社>
三つ峠山の守護神だそうです
<三つ峠駅>
屋根の上に三つ峠


温泉
<富士健康センター>
見かけは少々くたびれていますが
素泊まり¥1700と格安料金です
設備は一通り揃っています。
金曜夜でしたが仮眠室はガラガラ
甲府〜富士吉田バス路線の
バス停「健康センター」下車
<三つ峠グリーンセンタ>
西桂町の町営施設
日帰り入浴¥600
三つ峠登山の後には絶対お勧め
テニスコートや宿泊施設もあります





キブシ


アブラチャン


サクラ


オオシマザクラ


ヤシオツツジ





富士急行
河口湖町公式
西桂町公式
四季楽園