湯河原 幕山
2002.2.24


2002.2.24
JR湯河原駅10:40−11:40幕山公園事務所11:50−12:50幕山山頂13:10−14:20ゆとろ嵯峨沢の湯


我が家にもWindowsXPとYhaooBBがやってきました。このところ週末はパソコンと格闘で、山はしばらくごぶさたでした。駅のチラシに誘われて今日目指すは湯河原幕山です。
JR湯河原駅に着いたのは11時。駅前は幕山梅園へ向かうお花見客でごったがえしていました。バス乗り場も長蛇の列で一時間待ちとか...。それだけあったら歩いた方が早いと思い、駅から歩き出しました。新幹線のガードをくぐるあたりから梅園まで道路は車で数珠繋ぎ。歩いた方が絶対正解です。

早川の向こうに幕山 ミカン畑 無人売店

もっとも早川沿いに直進したのが大間違い。途中で行止まりです。いまさら引き返す気にもなれず、早川を飛び石伝いに渡り、対岸の民家の庭先を無理やり通り抜けました。散々飼い犬に吼えられるのには閉口しました。ようやくハイキングコースに合流し、駅から一時間で幕山公園に到着です。途中にはミカン畑が連なり、おいしそうなミカンが無人売店で販売されています。相場は一袋¥100。これもお勧めです。

管理事務所 岩登りのゲレンデ 梅園全景

そこはなんじゃこりゃと思うほど人人人...。焼鳥や焼きそばの出店が軒を並べています。何処が幕山登山口よく判らないまま、とにかく梅園の小道を上に上にと登ってゆくと自然に登山道に出ました。ところどころにある岩場は初心者用ゲレンデとなっており、へっぴり腰の練習風景も面白い。幕山の標高は626mですが、登山口の標高が低い分、山頂まで標高差450mを小一時間、みっちり歩かされました。ジグザグの急登で結構きつかった。春の日差しに薄ぼんやりと湘南の海に浮かぶ真鶴半島に励まされながら登ります。

幕山山頂から真鶴半島
傾斜が緩くなってきたと思ったら、ぽっと山頂に飛び出しました。山頂には、お花見ついでの家族連れがのどかにお弁当を広げていました。
こんな風景にそぐわないのが中高年団体登山隊です。ここ山頂付近はカヤトに覆われており休憩場所は意外に手狭です。だからと言って周囲のカヤトを薙倒し、シートを広げて酒宴を張るのはやめましょう。
山頂から南郷山方面
このまま梅園に戻るつもりでしたが幕山山頂から南郷山方面ののびやかな景色誘われてちょっと遠回りして下ることにしました。途中の「自鑑水」は源頼朝が伊豆山中に逃れ自害するのをここで思い止まった「自害水」が変化した地名だそうです。かつては小さな池だったのでしょうが完全に干上がっていました。

湘南の海 ミカン農家 真鶴方面に向かう道

さて、幕山で梅園、ミカンと続いたら、やっぱり温泉でしょう。一人歩きの気安さとB型のいいかげんさで南郷山から鍛冶屋へ下る道の途中から、真鶴方面に抜ける農道を辿りました。ミカン畑を抜け、分譲地を抜けバス道路に出てしばらく歩くと「ゆとろの湯」に到着です。


<湯河原 ゆとろ嵯峨沢の湯>
ここは展望の良い露天風呂が売りですが、併設するレストランに押されて温泉部は手狭で休憩所も貧弱。これで¥1050は高い。その上、下足に¥50、脱衣所に¥100のコインロッカーが設置され総額¥1,200必要です。なんだか騙された気分になるのは私だけでしょうか。






湯河原町 HP http://www.town.yugawara.kanagawa.jp/

ゆとろの湯 http://www.yutoro.co.jp/