清水部落 |
キャンプ場 |
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仙ノ倉から戻り、越後湯沢駅のコインロッカーでテントの入ったザックを引っ張り出し、六日町からバスで終点清水部落まで移動した。たった一日三往復のバスとあって部落に着いたのは18:30。ここからキャンプ場まで更に集落を抜ける林道を30分ほど歩かなければならない。キャンプ場管理棟の地図を頼りに、桜坂駐車場への林道を右に分け、左に延びる林道を入り小橋を渡った広場に先着者のテントを見つけた。炊事場やトイレもあるしどうやらここがキャンプ場なのだろう。既に夕暮れ時だ。急いでテントを設営し、夕飯を食べ、20時にはお休みなさい。普段なら深夜に目が覚めるのだが、今日は疲れていたのだろう4時近くまで爆睡した。
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早朝のキャンプ場 尖っているのが割引岳 |
桜坂駐車場 |
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昼のバスの乗りたくて、4時過ぎにはキャンプ場を出発した。遊歩道に沿ってほどなく桜坂駐車場に着いた。マイクロバスや乗用車が数台停まっていたが、まだ薄暗いので皆さん仮眠中らしい。
登山者カードの記入所の先に続く林道を進み、井戸尾根に取り付いた。展望の無い樹林帯をひたすら登ってゆく。五合目で尾根道に出るといくらかなだらかになる。七合目で森林限界を抜け、展望が開けてくるが、谷川方面は薄ぼんやりとかすんでいる。偽巻機は九合目にあたる。割引岳から巻機本峰にかけての稜線が一望できる。シラビソと雪田のおりなすコントラストが美しい。ゆっくりしていたいが、休憩はこの先の避難小屋でとることにしよう。 |
六合目展望台
ヌクビ沢と割引岳 |
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偽巻機から本峰 |
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巻機避難小屋 |
水場近くのハクサンコザクラ |
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御機屋 |
避難小屋はまだ新しく内部もきれいな小屋だ。右下に米子沢に延びる踏み跡を辿ると水場がある。ハクサンコザクラやショウジョウバカマが花をつけていた。
ここから一登りで御機屋に着く。「巻機山」の表示があるがどう見ても右手にあるなだらかな峰のほうが高いので足を延ばしたが、ピークにはなんの表示も無かった。
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巻機本峰 |
本峰から朝日岳縦走路 |
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