栗駒から秣岳、天馬尾根を行く
2014.8.3


天馬尾根、最大の高層湿原しろがね高原

昨日鳥海山に登り、子安峡のとことん山キャンプ場で一泊。天の川がはっきり見えた昨夜の星空に今日の晴天は約束されている。さあて今日はどこに登ろうかと選んだのは栗駒山。今回は天馬尾根を辿って秣岳を訪れよう。期待していた初夏の花は終わり、オオギホウシやウメバチソウ等盛夏の花に主役が移っていた。それにしても炎天下の元、須川温泉に戻る車道歩きはきつかった。


2014.08.03
須川温泉6:35−7:00名残ヶ原−7:30昭和湖7:35−8:10天狗平8:15−8:35栗駒山8:45−9:00天狗平−9:15展望岩頭−9:50鞍部−10:40秣岳10:45−11:25国道−12:05須川温泉

Map    Route


山行写真

須川温泉から昨日登った鳥海山を望む

地獄谷 微かに硫黄臭

昭和湖
ゆっくりしたいところだが強い日差しに早々に出発



ネジバナ

キソチドリ

ホツツジ

モウセンゴケ


天狗平 ここで稜線に出る
直接天馬尾根に進んでも良かったが、せっかくだから山頂を目指す

相変わらず殺風景な栗駒山頂
大勢の登山者が押しかける前に退散しよう

天狗岩の向こうに月山が見える

同じく天狗岩から天馬尾根
何人かの先行者がいるようだ


ミヤマシャジン

エゾシオガマ

シラネニンジン

展望岩頭
天狗平からゆるやかに登り返すこと10分ほど

岩頭を越え長い下りが始まる

最低鞍部から秣岳に掛けて緩やかな登り
随所に伸びやかな草原が現れる

しろがね高原
ルートは向こうの岩峰を越えてゆく

岩峰から秣岳
天馬尾根も残りわずか

高層湿原の花

イワショウブ

トウウチソウ

キンコウカ

イワウチワ

ウメバチソウ

オオバギボウシ

ワタスゲ

トキソウ

初夏の花は終わり、盛夏の花オオギボウシが主役

秣岳の登りからこれまでのルートを振り返る
左端の栗駒岳から歩いてきたんだ

斜面に咲くオオギボウシ

秣岳山頂

さあ国道に向かって下ろう





オトギリソウ

タカネニガナ

シロバナニガナ

秣岳を振り返る
端正な円錐状の山容

山頂から筋状に見えた露岩帯

国道398に出た
須川温泉までの40分車道歩き炎天下で汗びっしょり
ここが今日最大の難所