鹿狼山
2013.01.12




東北の山登りには登山口までの電車・バスの便が殆ど無く、宮城に単身赴任してからはアクセスには車を使うのが殆どだが、初めての山は登山口にたどり着くのが一苦労。そろそろこのあたりと丸森町大内小学校の駐車場に車を停め、パソコンでカシミールを立ち上げ画面とにらめっこ。もう少し先のようだ。街並みが切れたあたりから道標に導かれ113号を左折する。絶対にすれ違えない細い林道をおっかなびっくり進み、とうとう進退極まった。手前にあった広場が駐車場だったのか?と50m程バックしてようやく登山口駐車場に戻った。3台停めるがやっと。もちろん他の車は停まっていない。山頂には福島県新地町側からの登山客で大賑わいだったのに比べこちらはマイナルートのようだ。

山頂:0.24μSv
2013.01.12
林道終点10:55−11:30県境稜線分岐−11:40鹿狼山12:00−12:10県境稜線分岐−12:40林道終点



山行記録

林道終点 10:55
まだ行けるだろうとオーバーランしバックで戻った。
下山したら隣に停めた方が出発するところだった。
今日こちらから登ったのは私とこの方の2名だけらしい。

明るい登山道
薄暗い杉林を抜けると明るい自然林の中を進むようになる

山頂直下の急登
県境の稜線に突き上げ分岐を右に進む
真ん中に手すりとロープが張ってある。凍結していなくてよかった。

鹿狼山 11:40
山頂にある社を杉林がぐるり取り囲んでいる
遠くから見るとそこがぼっこり突起のように見える
元旦には太平洋に昇る初日の出を望むという

新地から相馬港にかけて
新地駅は津波の直撃を受けた

西側の奥羽山脈から3枚
安達太良山・吾妻山

蔵王連峰

大東山・船形山

斎理屋敷

20年ほど前に勤務の関係で角田市に住んでいた。丸森は隣町で、いつでも行けると油断してその機会を逃してしまい、斎理屋敷を訪れたのは今回が初めてだった。失礼ながらこんな田舎町の割に充実している。街と共に発展・貢献してきた地元の名家を大切にしているのだろう。さりげなく添えられているユーモア溢れた説明文がほほえましい。先日読んだ内田康夫の「不等辺三角形」はこの斎理屋敷がモデルになっている。向かいの直売所で野菜を買って僅かながら地元に還元。

斎理屋敷