作並 寒風山
2014.5.11


コブノ背を過ぎると雪庇の名残が雪の廊下を作っている

昨日は金ヶ崎駒ヶ岳の残雪歩きを楽しんだが、今日は作並関山トンネルから登る寒風山に向かった。私がこの頃選択するのは、残雪があって標高差の少ない山。二つの山とも稜線にかかる雪庇が雪の廊下になって残雪歩きが楽しめた。雪道に飽きて夏道をたどれば、カタクリやキクザイチゲが咲き乱れている。特に今日は、昨日と打って変わって雲ひとつない青空が広がっていた。山の印象は登った時の天気に左右される。また一つお気に入りの山が増えた。


2014.05.11
関山トンネル8:10−8:35県境稜線8:40−9:25 995m(コブの背)9:30−10:00 1065m(アオノ背)10:05−10:30寒風山10:45−11:30 995m(コブの背)11:35−12:20関山トンネル


Map    Route

山行写真

関山トンネルの手前左右に駐車場がある
今日は4台の車が停まっていた 

トンネル右脇から登山道が始まる

初夏を思わせる日差しに、防寒具を脱ぎ捨てた

こんな花がありました
エンレイソウ カタクリ
モミジバイチゴ キジムシロ


県境の稜線に立つ 木々の隙間から月山が見える
虫がうるさく、今シーズン初めて防虫スプレーを使った


稜線に出ても結構な急登が続く
夏場は汗だくになるだろう

ハルリンドウ ヒメイチゲ


「コブの背」とある995mの小ピーク
このコースは30〜40分おきに絶好のお休みどころがある

コブノ背から少し下ると雪の回廊が始まる
どこまで行っても青い空の下、残雪歩きの醍醐味を味わう


朝日連峰(左」)と月山(右)

次の1065mピークには「アオノ背」とある
正面に白い峰が連なる船形山塊が見える

夏道に入ると、早春の花が咲き乱れている
キクザキイチゲ カタクリ


改めて船形山塊


寒風山直下の雪田
結構な急登だが、左に夏道が伸びている


広い山頂で何処がピークか良く判らない
とりあえず一番高そうなところへ


振り返ると面白山から大東岳、その後ろは蔵王連峰か?
シートを出してごろり、雄大な景色を見ながら大休止