今日は東京で恩師岸先生の退官パーティがあると言うが、さすがに涌谷単身赴任中の身では参加できない。それでは申し訳ないということで、先生の故郷金山から神室山を目指した。神室山はここを象徴する山で先生も何度か登られたに違いない。
新庄から金山、更に神室ダム沿いに車で分け入る。一応舗装道路だが道幅は狭い。対向車が来ないように念じながら有屋口駐車場に到着した。おりしもこの日は新庄市の市民登山が開催され、マイクロバスが大勢の参加者を乗せてきた。この団体に先行されたら敵わないと早々に出発した。
基本的に快晴だが、山頂に近づく時分には谷筋から水蒸気が昇り、特に山形側は視界ゼロ。途中の尾根道から見えていた天狗森、小又山はガスの中だった。しばらく粘ったが回復する様子は無くあきらめて下山した。ところがGoalの駐車場から振り返ると稜線まではっきり見えるではないか。残念無念。 |