このところ朝寝坊が習慣になってしまった。5時起きのつもりが、なんと6時半。とりあえず丹沢の地図を持って横浜、海老名と乗り継いで渋沢で降りた。5月というのに夏を思わせる陽気だ。とにかく暑い。こんな日に馬鹿尾根を登ったら日射病で倒れてしまう。なにより踏み荒らされた塔ノ岳には行きたくない。今日向かったのは少しでも涼を求めてと、水無川沿いの書策新道です。林道歩きが長いのが、ちょっとうんざりですが、稜線直下まで水を持たなくともOKと言うのがうれしいお気に入りのコースです。 |
山行記録 |
05.30
大倉9:05−9:40竜神の泉−10:45書策新道11:00−11:40水無本谷11:55−12:20水場12:25−13:00書策小屋13:10−13:50烏14:05−14:50新−15:00大倉 |
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大倉 |
渋沢からバスに乗り込み終点の大倉で降りる。ビジターセンターに巨大なつり橋。国体以来、すっかり人工的な広場に変わってしまった。 |
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竜神の泉 |
戸沢まで一時間半、黙々と林道歩きが続く。途中竜神の泉で一服する。車でポリタンに水を汲みにくる人が居た。 |
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戸沢 |
林道終点が戸沢。ここには戸沢には2〜3軒の山荘と臨時派出所がある。河原は駐車場とキャンプ場が渾然としている。まだシーズン前か閑散としている。 |
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書策新道 |
派出所前から細くなった道を更に進み、左手の河原に降りる。ここが水無川と源次郎沢の出合いだ。二つの沢に挟まれた高台に写真の階段を登るところから山道が始まる。 |
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水無本谷 |
1ピッチで広い崩壊地に出る。ここには水無本谷の表示がある。戸沢と稜線に中間点だ。登山道はこの崩壊地を横切り左手の尾根を登る。 |
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白竜の滝 |
急登を登ると右手に眺望が広がる。晴れていたら右手に相模湾が見えるのだろうが薄ぼんやりで何も見えない。尾根をトラバス気味に進む。セドノ沢を横切りろうとするが対岸に道が無い。あたりにはいくつか迷い道があるが、どうやらこの沢に沿って登るようだ。すぐに左手に滝が現れる。これが白竜の滝だろう。 |
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水場 |
なおも沢沿いに登ると樋に水が引いてある。ここが書策小屋の水場だ。ボランティアで水を担ぎ上げるよう張り紙があるが
肝心のペットボトルが見当たらない。今日は営業していないのだろうか? |
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稜線直下の梯子 |
水場から1〜2分先の崩壊地から赤ペンキに沿って、沢を離れ左の尾根に取り付く。この先稜線まで気分の良い尾根歩きが続く。ところどころに現れる草付にはミヤマカタバミやフデリンドウが咲いていた。 |
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表尾根縦走路 |
稜線に辿り着いたが書策小屋は閉まっていた。さあてこの先どちらに行こうか?踏み荒らされた馬鹿尾根には近づきたく無い。とりあえずヤビツに向い、適当なところから下れば良いや。 |
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烏尾山から三の塔 |
正面に三の塔が現れる。あれを登り返すのもかったるい。本日はここまで。烏尾山から下ることにした。 |
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植林帯の道 |
このルートはまさにエスケープルートだ。植林の作業道だったのだろうか?杉林の中を忠実に下ってゆく。雨の中でもあまり濡れずにすむ代りに展望はまったく無い。 |
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風の大橋 |
この橋を渡れば今日のゴール、大倉のバス停だ。下を流れる水無川の河原から川遊びを楽しむ子供たちの声が聞こえる。 |
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