せっかくやってきた南九州だもの、のんびりすれば良いのに、根っからの貧乏性が災いして3泊4日で宮之浦岳・開聞岳・韓国岳ととんでもない計画を立てた。屋久島から鹿児島に戻り、急ぎレンタカーを借りて開聞岳の登山者駐車場に着いたのは14:30。そろそろネグラを探す時間帯だが明日の行動を考えると今日中に開聞岳をクリアしておきたかった。登山者が次々と下山してくる中、えっちらおっちら登りだした。
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長崎鼻方面 |
枕崎方面 |
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開聞岳は薩摩富士と呼ばれその山容はなかなか風格があるが、標高922mの低山であり山麓は樹林帯に覆われ展望は効かない。それでも所々、木々の合間から海岸線が遠望できる。登山道は山頂を中心に時計回りにぐるりと登ってゆく。枕崎訪問が見え出したら山頂は近い。
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開聞岳山頂 |
17時少し前に山頂に立った。沈む太陽が最後の輝きを海に放って眩しい。麓から下校を促すチャイムが聞こえてくる。さあ下ろう。今日は夕暮れと競争だ。 |
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山野草 |
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大文字草 |
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