景信山から富士 |
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2007.02.12 小仏935−950林道分岐−1035景信山1105−1145堂所山1155−1215明王峠−1250陣馬山1335−1435陣馬高原下 |
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せっかく天気のよい朝なのに寝過ごしてしまった。とりあえずザックを背負って家を出たが、すでに7時を回ってしい、この時刻では遠出は出来ない。富士山を見るなら午前が勝負と、手軽に登れる景信山から陣馬山に掛けて一回りしてきた。 |
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林道から登山道に | |
高尾駅を降りると、小仏行きバスが10分後に出るところだ。急いでマックのハンバーガーを買い込んでバスの行列に並んだ。団体さんがいるらしく、すでに長蛇の列である。臨時と合わせて2台のバスはぎゅうぎゅう詰めで出発した。 終点小仏から小仏峠に延びる林道を歩き出した。大垂水峠が通る前はこの林道が旧甲州街道だったそうだ。15分位歩いた大きなカーブの先に登山道の道標がある。ちょうど高速道路の小仏トンネルの入り口にあたるらしく行き交う車の音が喧しい。 |
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景信山への道 | |
出だしからかなりの急登をジグザグに高度を上げて行く。春を思わせる陽気にすぐに汗ばんでくる。こりゃあ峠経由のほうが楽だったかなと思ったが、ほどなく開けた尾根道を歩くようになり、周りの景色も見えてくると、この時期ならではの快適なコースに思えてくる。東尾根に出て、直下の階段を登り切ると景信山の山頂だ。 | |
山頂の茶屋 | |
山頂には2件の茶屋がある。周りには100人以上座れるであろうベンチが要塞のように並んでいる。こんな場所で商売になるのだろうかと心配になるが、結構営業努力しているようお見受けした。 ここでは珍しいことに餅つきメニューがある。聞くと茶屋でもち米の蒸し上げまで準備してくれるとのこと。2升(約13人)で\6000。布田連盟のイベントで使ってみよう。 今日は名物のナメコ汁\250と酒饅頭\100で一休み。あれ?一味違うと思ったら何故か柚子が入っていた。その場で揚げてくれる野草のテンプラも旨そうだった。 |
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酒饅頭とナメコ汁 | |
景信山から丹沢の山並み |
景信山から富士山 |
堂所山 | |
景信山から陣馬山へ尾根道を縦走した。この時期は雪道かそれが溶け出した泥濘道になるのが通例だが、今年は快適な道が続いている。気をよくして巻き道を通らず堂所山に登ってみた。このあたりは何度も歩いているがこのピークに登ったのは初めてである。メインルートから外れた山頂はまことに閑散としている。木々の合間から陣馬山や生藤山が見える。その右手にユニークな姿を見せているのは大岳だろう。ルートに戻りさらに底沢峠、明王峠、奈良子峠とトレースを繋げて行く。 | |
陣馬山 | |
陣馬山857mは今日の最高標高だ。天気の良い日は江ノ島はおろか伊豆大島まで見えるはずだが、今日は気温が高く、日が高くなるにつれもやってきた。2時間前にははっきり見えていた富士山も、青空に溶け込んでいる。 ここからバス停陣馬高原下まではほんの一下りだ。えっちらおっちら、バスが発車する5分前にゴールイン。 |
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