高尾山から陣馬山
2003.1.25

山行計画を立てる金曜夜のひと時は自然と気持ちが浮き立ちます。今日信州への出張から帰る途中の韮崎あたりだったと思いますが、「あずさ」の車窓からから眺めた夕映えの富士山に刺激され、明日は富士山を見に行くぞと丹沢、伊豆などの地図を広げながらさあてどこに登ろうか?狙うは高尾山から陣馬山へのスノーハイクです。明日の天気予報は絶対快晴!
私は低血圧の性質で、目覚まし時計が鳴ってもあと10分、あと5分...と布団の中でぐずぐずしています。しかし今朝は気合を入れて5時に起きてパッキング、ついでにバナナとインスタントラーメンを台所から失敬してザックに入れます。カミサンは声を掛けてもピクリともしません。唯一茶々が眠たそうに「ニャン」とか言ってお見送り。まだまっ暗い早朝6時前に自宅を出発しました。
高尾山なんてと馬鹿にしてはいけません。高尾山から陣馬山へかけての山道は標高500〜800m程度のなだらかなピークが続くコースで普段は家族連れで賑わいますが、今日は一昨日降った雪に覆われて、それなりの登山者ばかりです。先の大山登山の時には踏み固められた雪道がツルツル滑って大変でしたが、今日は降ったばかりの新雪を踏みしめる靴がキュッキュッと音を出し気持ち良く、つい駆け出したくなるような雪道でした。となるとやっぱりいました山岳マラソンランナー。4〜5名の方がウェストポーチとペットボトルをぶら下げて爆走していました。ご苦労様です。
陣馬山(857m)は今日の最高地点です。ここで富士見茶屋の御主人に360度の展望をパノラマ写真を片手に説明していただきました。「日光男体山から左に、女峰山、赤薙山、太郎山。その左が未だに判らない。」ご主人を囲む十数名の登山者がどっと沸きます。「向こうに見えるのが江ノ島、こっちが石原さんのいるビル。」登山者の一団がご主人の示す方向に山頂を行ったり来たりします。


2003.1.25
京王高尾山口8:00−9:15高尾山9:50−10:30城山10:35−10:50小仏峠10:55−11:25景信山11:30−12:25明王峠−13:00陣馬山13:55−14:35和田バス停14:40−15:40JR藤野駅

<高尾山登山口>
ケーブルカーを使わずに
右手車道を登りました
結構な急坂です

<登山道から大山>
端正な山容はどこから見ても
すぐに判ります

<登山道から横浜方面>
うっすらとランドマークタワー
が見えました

<高尾山飯綱権現>
神の崇りか?これを最後に
デジカメが故障してしまいました

<高尾山山頂広場>
9:40頃から開いた茶屋で
「写るんです」をゲット
<一丁平付近の雪道>
高尾山山頂から
快適な雪道が続きます

<城山から富士山>
<城山山頂の茶屋>
この時期でも城山、景信山、
陣馬山の茶屋は営業してます
小仏峠、明王峠の茶屋は休業中

<陣馬山から生藤山>
<陣馬山山頂>
<陣馬山茶屋のオジサン>
この日は快晴
オジサンが周りの山を
教えてくれました