オベリスク |
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楽しみにしていた体育の日の3連休だったが初日は台風22号の影響で身動きが取れなかった。明けて日曜の早朝に自宅を発ち向かったのは鳳凰三山、20年ぶりのコースです。 |
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バスが芦安に近づき御勅使川沿いに走ると車内ではどよめきが起こった。普段は清流で知られるこの川も、今日は土色の濁流が凄まじい勢いで流れていた。今回の山行は購入したばかりのソロテントの試用を兼ねている。今まではデスカウントショップで買った中国製\5,000のテントにお世話になっていたが、さすがに7年も使っているとくたびれてきた。なによりツーリング用だから重い上にがさばる。少しでも軽いテントをと、ケチな私にしては奮発した。大枚4万円をはたいて購入したまともなテントだ。初めての夜は南御室のテン場。さっそく設営して潜り込み、縦になったり横になったり、なかなか居住性もよく一人ニンマリ。しかしこの季節、寒さだけはどうしようもない。夜中に目が覚めるともう眠れない。やっぱり温泉が近くにある八ヶ岳本沢温泉や苗場の赤沢温泉のテン場が良かったかな?と悶々しながら長い一夜が明けた。 翌朝稜線に出る頃から雲が切れ、北岳が雄姿を現した。今年は雨にたたられてまともに景色を楽しめないことが多かったが、今日は90点の出来だ。このコースの醍醐味は花崗岩の白砂に覆われた稜線漫歩と白根三山の雄大な展望にある。ドンド沢から青木鉱泉に降りる予定だったが、もったいないので白鳳峠を広河原に降りた。地蔵ヶ岳を左に早川尾根に入ると、行き交う登山者の数はぐっと少なくなる。途中、高嶺のピークは絶好の展望台だ。前方に見える甲斐駒の姿には惚れ惚れする。振り返れば縦走してきた峰々が一望できる。いつまでも居座っていたかったが、このさき長い下りが待っている。さあ広河原目指してもうひと頑張り。 |
o金山沢温泉 | |||
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バーベキュー場やフリークライミング人工壁などがある公園の一角にある。 温泉施設は小ぶりながらも、見晴らしが良く開放感ある露天風呂がある。 レストランが無く食事が取れなかった。ビールなどお酒の自販機も無い。 たまたまガラガラだったのか?休憩所を独占して2時間ばかりお昼寝。 ¥550(入浴料)+¥500(休憩) |