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| 陸前高田から氷上山 |
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| 帰京した際、東北の登山ガイドブックを購入しようと横浜「かもしか」に立ち寄ったが、これがほとんど見当たらない。あっても既に購入済みのものばかり。山登りの世界も東京集中型と見える。今回は太平洋側なら雪も少ないだろうと陸前高田の氷上山を狙った。自宅の古川から２時間半掛けて登山口の玉の湯に着いた。先行者は誰もいない。１０時半を廻りこの後到着する登山者も居ないだろう。これじゃあガイドブックも売れないよなあ〜と妙に納得する。 出だしは足首位の雪道だったが、標高が高くなるにつれてだんだん深くなり積雪は股下位に達した。尾根に出て五合目近くになる頃から、風も強まってきて、今付けたばかりの足跡もかき消されてしまう。ごうごう吹きすさぶ風音に一人歩きの心細さが加わり、あえなく撤退を決意、後日リベンジを誓い、玉の湯の湯船に直行した。 帰り路は陸前高田から気仙沼へ太平洋側を南下した。震災からまるで時間が止まったような異次元の空間。一面の更地の向こうに変わらぬ氷上山を撮影した。 |
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| 2013.02.16 玉の湯10:40−10:55登山道口−11:15一本杉−11:35五合目付近撤退−11:45一本杉−12:00玉の湯 |
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| 山行記録 | |
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玉の湯 10:40 340線竹駒町から「玉の湯」を目指す 路面に雪は無かった 登山開始には少々遅い時間だが、登山者は私一人だ |
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少し戻った林道入り口 「氷上山」の道標がある 登山者カードポストは見当たらない |
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林道脇から登山道に入る 10:55 周辺は伐採地らしく、途中で別の林道がクロスする 地図を出し、とにかく東に前進すれば良いと確認する やがて右手矢印に導かれて登山道に入る |
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途中の雪道 雪が被っているが数日前に歩いた人がいるのだろう おぼろげながら道型が付いており、そこを獣の足跡が先行している |
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一本松 11:15 急坂を登ると水色の土管が雪の中に立っていた 灰皿のつもりらしい せっかくなのでここで一服 傍らに一本松の標識があった |
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尾根に出た 11:30 ルートは左北側を辿っているようだ 股下までのふきだまりに難儀する |
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薄日指すそこそこの天気だがこの先は時間が読めない 今日はここまでとしよう |
