花塚山 阿武隈
2013.04.27


痩尾根には巨岩が聳えている
登山道はその基部を廻り込んで登ってゆく


道を尋ねながらやっと目的地の花塚の里にゴールインと思ったら、大勢の人が道路脇で作業をしていた。大きな黒いビニール袋を見て、ようやく「除染」であることが判った。どうしたものか躊躇していると監督らしき人が察して道を開けてくれた。遊びに来ている身に恐縮しきり。しかし大切な作業であることは確かだが、この広い阿武隈山地に立ち向かう蟷螂の斧である感は否めない。政府も莫大な資金をばらまいてなにやらアリバイ作りをしているような。


2013.04.27
駐車場11:55−12:00放鹿神社−12:25中央御室岩−12:40護摩壇−12:50花塚山−13:05護摩壇岩−13:10鞍部−13:25小沢−13:55放鹿神社−14:00駐車場



山行記録

花塚の里は「除染」の真っ最中
作業を中断して通過させて頂いた

先ほどの除染現場が駐車場だったようだ
無理やり急坂を登り空きスペースに停めた

花塚山探勝路案内板
(クリック拡大)

放鹿神社前から右に登山道が延びる
出だしは薄暗い杉林

直ぐに自然林の中を進む
脇には大岩がゴロゴロ

中央御室岩

痩尾根には巨岩が聳える
登山道はその基部を回り込むように登ってゆく

花塚山山頂
狭い山頂は20名ほどの団体さんに占領されていた
挨拶しても返事もしない

護摩壇岩と東屋
山頂から少し戻り、北に延びる尾根の分岐付近にある

東屋からの展望
生憎の曇り空、安達太良や吾妻はかすんでいた
端正な山容は日山だろう?

北峰手前の鞍部 ここから沢沿いに下って行こう
直ぐにカタクリが迎えてくれたが、この天気で皆下を向いている

小沢の三叉路に出た
右は峠の森 左は花塚の里
ニリンソウはまだ蕾

途中の東屋で一息
やっと日が差してきた 辺りはスミレの群生



花塚山 山野草 2013.04.27
イワウチワ カタクリ エンレイソウ スミレ