飯豊を見ながら五頭山
2014.5.4

菱ヶ岳から五頭山までミニ縦走 ずっと飯豊山と一緒(クリック拡大)

GW後半二日目は新潟へ遠征、と言っても実家の会津からは一時間強の距離だ。快晴が約束された日は展望の良いコースを狙いたい。菱ヶ岳、五頭山とも1000mを切る小振りな山域だが、豪雪地帯だけあってその稜線には十分な雪が残っている。五月の日差しを浴びながら残雪を歩く稜線漫歩、そして正面にはずっと飯豊山の大展望が広がっている。大満足の春山登山でした。


2014.05.04
内ノ沢駐車場6:45−7:20慰霊塔−8:20笹清水−9:05菱ヶ岳9:15−9:35与平の頭−9:55中ノ岳−10:40三差路−10:45五頭山11:00−11:25三ノ峰避難小屋−12:10どんぐりの森12:20−12:30内ノ沢駐車場

Map Route

山行写真

内の沢駐車場
登山ポストの脇から菱ヶ岳登山道が延びている

このルートはアプローチが長い
僅かな急登と平坦な道が交互に繰り返され、中々核心部に近づかない

目を楽しませてくれるトウゴクミツバ


チゴユリ イワウチワ
トウゴクミツバ ユキツバキ


慰霊碑

途中の小ピークから、菱ヶ岳の尖った山頂を望む


杉鼻直下で右冬道(直登)と左夏道(巻道)の分岐がある
当然左のルートをとる

雪が消えたばかりのルートでは春の妖精たちがコースを彩る
ショウジョウバカマ カタクリ


分岐から10分ほどで笹清水に出る
ここから支稜に突き上げる
イワウチワに励まされながら


雪解け道は泥々


菱ヶ岳直下、もう少しだ!


山頂には先着者が2名
人で溢れる五頭山に比べると静かなピークだ


菱ヶ岳から南方面
守門や浅草が見えるはずだがはっきりしない


五頭山まで雪の回廊が続いている


ずっと雪道が続く
後続のお兄ちゃんはおっかなびっくり


与平の頭でルートは直角に北上する
飯豊に見とれて天平尾根を東進するところだった


ポカポカ陽気のなかずっと飯豊と一緒


8割は雪の上を歩くが時々夏道が現れる
一番の常連はイワウチワ 清楚な感じが好ましい


それ以外にはこんな花が見られる
キスミレ キンバイ
ミヤマカタバミ エンレイソウ


三差路
五頭山は縦走路から5分程東に張り出している
今日のルート一番の飯豊展望台なので立ち寄っていこう


五頭山山頂
雪に埋まっていたのか?表示は確認できなかった


実家会津から見慣れた飯豊は大日の位置が逆(クリック拡大)


縦走路に戻り、一ノ峰から菱ヶ岳を振り返る
あんなに遠くから歩いてきたんだ


一ノ峰 こちらのコースは人が溢れている


三ノ峰避難小屋(マウスを置くと室内写真)


三ノ峰から稜線を外れ下山開始
これで雪道もお別れ


どんぐりの森キャンプ場に到着
ここからは舗装道路だ

フモトスミレ エンゴサク


内の沢に架かる橋を渡ってゴールイン