富良野岳
2008.6.25



富良野岳から十勝連峰、遠くに大雪
2008.06.25
十勝岳温泉駐車場4:40−5:10安政火口5:15−5:30上ホロ分岐−6:45稜線分岐6:50−7:30富良野岳7:45−9:30安政火口−9:50十勝岳温泉駐車場



吹上温泉キャンプ場 吹上温泉露天風呂

斜里岳の次に向かったのは富良野岳だ。移動距離300km強を6時間掛けての大移動の末に山麓の吹上温泉に着いた。ここは広々とした芝生のキャンプ場で近くに無料の露天風呂があるのが嬉しい。シーズン前とあって3張りしかない。


十勝岳温泉駐車場(写真は下山時)

安政火口(写真は下山時)

十勝岳温泉の一番上にある駐車場脇から登山道は始まる。まずは登山届けを記入してスタートする。(今回は計画に沿って束のような登山届けを事前にプリントアウトして来たのだが、ここ北海道では全て備え付けのノートに書き込むことになっていて全部無駄になってしまった。)歩いて30分ほど先にある安政火口までは、観光客も行き来すると見えて、遊歩道然とした幅の広い道が続いている。

ハイマツの向こうに富良野岳 雪田を横切る

ハイマツの海を縫うように登山道は延びている。ところどころにある雪田が涼を誘う。高山植物も豊富だし、リスも顔を出す。なにより登山口から2時間も登れば稜線に立てる。このコースはお手軽の割りに夏山のお楽しみが凝縮されているコースだ。

稜線分岐 山頂手前のお花畑

稜線に立つと十勝連峰や東大雪の山並みの展望が広がる。ぐるり撮影するが考えたら富良野山頂から撮ったほうが更に展望が良いはずだ。一服して、いざラストスパート。荒れ気味の登山道に敷かれた階段や立ち入り規制のロープが興ざめだが自然を守るためには仕方が無い。山頂まで30分強、高山植物を撮影しながらのんびりと稜線漫歩を楽しむ。7:30に山頂到着。今日も山頂は一番乗りだった。


山頂標識

十勝連峰の後ろには大雪

時間も早いし、普通なら上ホロカメットク経由の周回コースで帰るところだが、旭山動物園にも立ち寄りたいことから元来た道を、10時前に登山口駐車場に戻った。




途中登山道に現れたリス達


吹上温泉から白金温泉へのドライブコースから(望岳台分岐付近)
十勝岳岳からオプタテシケまで一望できる



高山植物
サンカヨウ ショウジョウバカマ
エゾイチゲ ハクサンイチゲ
イワウメ コメバツガザクラ
エゾコザクラ ミヤマキンバイ
エズノツガザクラ ミネズオウ
キバナシャクナゲ ミツバオウレン
ウコンウツギ




吹上温泉保養センター 白銀荘