不忘山 春山登山
2014.4.19

不忘山から 屏風パノラマ


岳友の程原が仙台に転勤して来てしばらく一緒に山行を楽しんでいたが、僅か半年で東京に戻るという。今日の送別山行に選んだのは不忘山。蔵王連峰の南端で標高も1700m強と低い方だが、遠目でも判る白峰の一つだ。この時期の面白さは、地形を読みながら自分でルートを選択して雪原を歩き回れるところ。学生の頃は上越の残雪をよく二人で歩いたものだ。今日は風も無い穏やかな日差しの中、誰も居ない山頂で絶景を二人占めできた。またどこかで。

2014.04.19
白石スキー場駐車場7:20−7:50 1158.7m三角点8:00−9:20 1550m付近9:30−9:50不忘山10:05山頂−10:20 1550m付近−10:50 1158.7三角点−11:05白石スキー場駐車場

Map Route

山行写真

白石スキー場ゲレンデ下
スキー場は既にクローズしリフトは使えない
まずは自力で正面の三角点を目指そう

Bコースの壁を直登
思えばここが今日一番の難所だった
久しぶりのキックステップに直ぐにヘロヘロになる

1158.7m三角点付近
ゲレンデを登り詰めた一帯は雪解けが進んでいた
薮の中に道を進むと三角点があった

三角点から不忘山の右奥に屏風の稜線が見える
三角点付近は潅木や大岩が邪魔で歩きづらい
赤テープに誘われて左に迂回して雪原を進む

ブッシュを避け歩き易そうなルートを拾ってゆく
地形を読むと東尾根を目指すのが良さそうだ

トラバス気味に東尾根にたどり着いた
ここからは、ルート取りに迷うことなく一直線に山頂を目指す
トレースを確認するが、今日は我々が一番乗りらしい

1550m付近で小休止
屏風から水引入道の隣尾根と同じ高さになってきた
クリック壁紙

同じ場所から証拠写真(撮影は帰路)
山頂には雪がなく、この辺りの方が春山の雰囲気がある

ルートをブッシュで塞がれやむなく左に回り込む

不忘の碑を左に見ながら、この直ぐ先で夏道と合流

夏道に合流
道に残る雪をボコボコ踏み抜きながら
歩きづらいこと甚だしい

誰もいない不忘山山頂 今日はここがゴール
不忘山山頂には雪の欠片もないが
南屏風から先の稜線には雪庇が延びていた