火床から京都町並み |
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2008.09.06 銀閣寺道8:20−8:30銀閣寺−8:40登山道入り口−9:00火床9:10−9:25大文字山9:30−10:20日向宮10:25−10:35蹴上−10:50円山公園 |
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銀閣寺道 | 銀閣寺山の自然林 |
大阪出張のついでに、修理に出したカミさんの弓を引き取るため、前日京都に宿泊した。朝起きたら絶好の天気だ。このまま帰るのはもったいない。手頃な大文字山に登ってみようと早朝のバスに乗り込んだ。哲学の道を右に分け、道なりに行くと銀閣寺の総門に行き当たる。左右に連なる土産物屋は開店の準備で忙しそうだ。天気が良いのでたくさんの観光客が押しかけるだろう。総門から左手にぐるりと廻り込むと、いつしか鬱蒼と茂る木々に囲まれた、沢沿い砂利道をぐんぐん登ってゆく。 |
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橋を渡って登山道に入る | |
総門から10分も歩いただろうか、お地蔵様の傍らから流れ出る水場を過ぎると、右手に山火事注意の横断幕のある小橋がある。この橋を渡ると登山道が始まる。 朝の散歩がてら手ぶらで登る人や、遠くまで縦走するのか中型ザックを背負っている人、小学生の手を引いて登る親子連れ等、みなまちまちのスタイルで登ってゆく。私も今日はペットボトルの入ったコンビニ袋を片手にお気楽登山だ。 |
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火床 |
火床から京都の町並み |
長い階段を登り詰め、ようやく火床に辿り着いた。9時を廻ったばかりなのに強い日差しに汗だくになってしまった。先着者はみな日陰で涼んでいるでいる。 入園前の息子達と一緒に鴨川の河原から送り火を見物したのはもう20年も前のことだ。小さな大の字に見えたが、現場に立つと一辺が100mほどあるだろうか?とにかくデカイ。 |
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大文字山 | |
大の字の頭にあたる部分なのだろう、火床から直登する階段を登って行くと、鬱蒼とした自然林の中を行く尾根道に入る。ひんやりとして気持ちが良いが廻りの木々に遮られ視界はまったく無い。行き過ぎたかなあ〜と不安になった頃、ベンチのある広場に飛び出した。広場の片隅に「大文字山」の文字を見つけ、一安心。 ここで引き返すつもりだったが、眼前に蹴上方面が広がるのを見て、あそこまで歩いて見ようと予定変更。いつもながらいいかげんなものだ。 |
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京都一周トレイルの道しるべ |
なだらかな登山道 |
地図もガイドブックも持たずに少々不安はあったが、コースの要所要所には上のように「京都一周トレイル」の道しるべがあり助かった。もっとも歴史ある山域とあって、小道が入り組んでおり、最低でも「山科」、「蹴上」、「南禅寺」等の位置関係が頭に入っていないと予想外の場所に下山してしまう。 |
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日向宮 |
琵琶湖疎水 |
蹴上 |
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大文字山から約一時間のミニ縦走を終え日向宮の脇に降り立った。ここから細い舗装道路をトコトコ下ってゆくと蹴上の地下鉄駅、更に足を延ばして円山公園でゴールイン。今日のご褒美と一人、「ヒオビタ」で乾杯。 |