仙酔峡駐車場 |
仙酔峡ロープウェイ |
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レンタカーを飛ばし、やってきたのは仙酔峡の駐車場。正面を見ると、標高1000mあたりからすっぽりとガスに覆われ、中岳も高岳もなんにも見えない。ロープウェイ駅にも人気は無く、シーズンオフで休業中なのかな?と誤解して一旦はバカ尾根目指して登りだしたが、まもなく動き出したのを見ると軟弱な虫がうずきだし、急いで駅に引き返し、改めてゴンドラに乗り込んだ。
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火口東展望所に向かう道
シェルターが不気味な姿 |
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ゴンドラは一気に1300m弱まで標高を持ち上げてくれたが、がら〜んとした駅舎には売店も無い。外に出ると一面のガスで何も見えない。同乗した観光客はどうする?と顔を見合わせていたが、とりあえず火口展望所まで行ってみるか。となったのだろう。トボトボと吹きすさぶ強風の中、遊歩道を歩き始めた。こちらも似たような気分だが、先週の八経ヶ岳の経験から、この程度の天候は想定内のこと。ザックには軽アイゼンも入っている。身支度を整え、なんとかなるだろうと出発した。
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僅かに日が差してきた |
展望所を過ぎると舗装の遊歩道から砂礫の登山道になる。火口の縁をぐるりと回りこんで中岳に向かう。高度を上げるにつれ雪の量が多くなってきたが、深いところでも足首まで、先行者の踏み跡を忠実になぞって行けばたいしたことは無い。
中岳手前からいくぶん天気が回復してきたが、基本的にはガスの中。写真を撮っても、その数秒後には、再びガスに隠れてしまう。
立ち止まると寒いだけで、休む気にもならない。おかげで駅舎を出てから、途中でポカリ一口も飲まないまま、高岳ピストン90分の彷徨を終えた。 |
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中岳 |
高岳 |
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