2003.3.8 御殿場810・・・bus・・・850十里木855−900駐車場−940笹峰945−1045越前岳1055−1120笹峰1140− 1200十里木1205−1250愛鷹登山口−1310須山1310・・・bus・・・1425三島 |
御殿場を発ったバスが郊外に出ると車窓に愛鷹連峰が見えてきます。個々の標高は低いが,、越前岳、位牌岳を両翼に配置し広い裾野を持つ山容です。それぞれの裾野を延長してピークを結べば、遥か太古の時代には富士山に匹敵する火山だったことがうかがえます。今回目指したのは愛鷹連峰を代表する越前岳です。連峰の最北峰、且つ最高峰で富士山の展望台として人気の山ですが、まだ雪の残る終点十里木バス停を降りたのは中年単独行3人だけと閑散としたものです。十里木バス停から5分程先にある駐車場からコースは始まります。 一昨日の雨がこの辺では雪になったのでしょうか、すぐに始まる階段には薄っすらと雪が残っていました。二つの中継塔を過ぎ、のびやかなカヤトの原を登りつめると笹峰と表示された絶好の展望地に出ます。ベンチやテーブルがあり登り出して40分、最初の小休止です。 ここから先、道は傾斜のきつい灌木帯の中を進みます。雪は締まっていましたがアイゼンを使うほどではありませんでした。久々の雪の感触が面白く、わざと先行者のルートを外して進むとズボッと填ることもありましたが、積雪20cm位と大したことはありません。勢子辻からの道を合わせるとあっけなく山頂に到着です。険しい様相を示す呼子岳、鋸岳に続く岩稜の向こうに駿河湾がくっきりと見えました。機会があれば峰々を越える縦走に挑戦してみたいものです。 ここから富士山を眺めながら愛鷹登山口方面に下ろうとも考えましたが、肝心の富士山は雲の中に隠れてしまい展望は期待できません。今なら十里木12:05のバスに間に合うだろうと考え、来た道を戻ることにしました。下りの雪道は快調でした。少々時間が余りそうなので、途中笹峰のベンチでラーメンタイムを取り、余裕でバス停に到着しましたが....! またやってしまった。このところバス時刻にたたられます。狙っていたバスは日曜のみ運行。今日は土曜で運休です。次のバスは17時。タクシーを呼ぶ金も無い。こうなったらしょうがない。須山まで出ればバスの本数も増えるだろうとえっちらおっちら歩きました。トラックが爆走する車道歩きは堪えました。こんなことなら山頂から愛鷹登山口を経由して須山に下るんだったと悔やんでも後の祭りです。 |
おまけ | ||
---|---|---|
<柿田川湧水群> もっと山奥かと思っていました。 富士山の雪解水が三島市郊外に 湧き出て柿田川を作ります。 この自然がいつまでも 守られますように |
||
<三島大社> 思ったより大きな神社でした。 ここを過ぎると箱根越えです。 三島は東海道を行き交う旅人 にとって文字通りのオアシス だったことでしょう |