JR東のツーデーパスを使えば格安でレンタカーが借りられる。先日の雨中の磐梯山は不完全燃焼だ。残りわずかなお盆休みを利用して浅草岳・守門岳二山制覇に出掛けた。
前日急に思い立ったので越後湯沢の駅レンは既に満車で使えない。深夜までネットを駆使し、いかに安く出掛けるか緻密にせこく計算した結果、水上まで各駅停車で移動してそこの駅レンで車を借り関越に入って小出に向う。お盆休中は平日でもETC割引が適応される。この時刻では予約は出来ないが高崎・渋川・沼田・水上と群馬県側には駅レンがいくつもあるのでなんとかなるだろうと出掛けたが...。 |
計画通り水上駅レンをゲット。関越トンネルを抜けたあたりまでは順調だったが、小出が近づくにつれ文字通り暗雲たなびく空模様になってきた。小出方面はどう見ても雲に隠れている。それでも小出インターを降りて入広瀬まで来たが、山は完全に雨雲に覆われている。この天気では磐梯山の二の舞と初日の登山は断念した。初日は移動だけで終わってしまったが、、ネットカフェで一夜を明かし翌日改めて浅草岳に向かった。 |
魚野川土手から越後三山 9月の連休にはぜひ狙いたいものだ |
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展望台(駐車場)
(マウスを置くと登山口ゲート) |
ネズモチ平 |
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展望台にゲートがありその手前に駐車場がある。一角にはトイレを兼ねた小屋があり緊急時には泊まれそうだ。ゲートから10分ほどでネズモチ平らに着く。ここでルートは前岳に突き上げる直登コースと桜ゾネ尾根コースに2分する。行きは直登コースを選んだ。快晴に恵まれたのは良いが、歩き出したばかりなのに汗びっしょりだ。小沢を2本渡るがそのたびに休んでしまいペースが上がらない。いつしか樹林帯の急登になる。時折現れるガレ場からは山頂付近の草原が見える。もう少しだ。人の声がすると思ったらひょっこり前岳分岐にたどり着いた。
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前岳 |
浅草岳直下 |
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分岐を左に進むと直ぐに草原が現れ、木道が真ん中を走っている。このあたりは遅くまで雪田が残っていると見えて湿性のお花畑になっている。この時期はイワショウブしか見られなかったが初夏は高山植物が咲き乱れることだろう。最後の一登りで浅草岳山頂に到着した。
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浅草岳山頂 |
田子倉ダム |
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鬼ガ面 |
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騒がしい山頂を敬遠して、山頂から僅か先の小峰にザックを降ろした。この山には、30年強前のGWに先輩に連れられて田子倉から登ったことがある。その時、鬼ガ面の荒々しさに圧倒されたものである。このコースはまだ健在と見えて、転げ落ちそうな急坂がダム湖まで繋がっているのが見える。
一日無駄にした分、お釣りがくるくらい絶好の展望だ。越後三山・荒沢岳・燧ケ岳から日光白根、全部独り占めだ。 |
山頂を跡に前岳分岐から桜ゾネコースを取った。このコースは正面に守門を眺めながら下る尾根コースだ。とんとん下って広場に出るとそこは桜ソネ駐車場だ。ここから林道沿いに展望台の駐車場に戻った。
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守門を正面に下山 |
桜ソネ |
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