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| 荒沢湿原には10万株の水芭蕉 |
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薬莱山に登ろうと登山口までやってきたが、どうも空模様が怪しい。こりゃあ一雨来るなと登山は取りやめ、荒沢湿原に進路を変えた。田谷地沼の周囲に広がる湿原には10万株とは少々大袈裟だが、水芭蕉の自生地として知られている。横浜に住んでいると水芭蕉を観るには電車やバスを乗り継いで１日がかりで出掛けるが、ここ東北では一時間も車を飛ばせば、簡単に観る事が出来る。ＧＷ前の平日とあって園内は閑散としたもので、写真を撮るに誰に気遣うこともないが、案の定途中から雨模様になってきた。駆け足で水芭蕉やキクザキイチゲにカメラを向けて約一時間のミニハイクを楽しんだ。駐車場に戻ると、待っていたかのように雷雨がやってきた。 |
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