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八ヶ岳山荘 |
美濃戸口八ヶ岳山荘の仮眠室を初めて利用した。外階段を2階に上がると20人位の大部屋がある。20時位までなら1階の食堂や風呂もOK。
今日は時計と睨めっこの山行になりそうだ。まだ薄暗いうちに山荘を出発した。 |
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行者小屋 |
行者小屋に着いたが厚い雲に覆われ、ぱっとしない天気だ。宿泊客は皆出発した後とみえて広場は閑散としていた。 |
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稜線分岐 |
行者小屋からしばらく先にある分岐で、文三郎尾根への道を左に分け、阿弥陀岳のルートに入る。徐々に高度を上げ、トリカブトやオトギリソウが現れる。前方のコルが稜線分岐だ。 |
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赤岳稜線 |
分岐から阿弥陀岳へ急な登りが始まる。既に森林限界を超え、コゴメグサやトウヤクリンドウが足元を飾る。ふと振り返ると一瞬主稜線が見えた。 |
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阿弥陀岳 |
赤岳と違って小広い山頂だ。晴れていたら絶好の展望台だろうが、360度雲に覆われて何もみえない。西の端には御小屋尾根への道が続いていた。これまでの道に比べるとか細く頼りないものだ。 |
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御小屋尾根・中央稜分岐 |
何処が摩利支天やら判らないまま中央稜分岐に着いた。登山者の少ないこのルートには分不相応に立派な道標だが、雪の付いた冬に中央稜を登るクライマーには良い目印になるのだろう。 |
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中央稜分岐から御小屋尾根 |
分岐から急な下りが始まる。ハイマツ帯に延びる縦筋のガレ場を、道として使っているようなもので、長い一本のロープだけが頼りだ。 |
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不動清水 |
尾根を行く登山道に平行して水場経由の道が延びていた。立ち寄ってもさほどロスにならない。細いがしっかりした流水が流れている。 |
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境界標識 |
清水からここまで殆どアップダウンが無い樹林帯の尾根道が続く。突然ぽっかり明いた空間に木柱が建っていた。地図には境界標識とあるが、なにかいわくがありそうだ。この直ぐ先に美濃戸口向かう分岐がある。 |
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舗装道路現れる |
道は別荘地の中に入ってゆく。バス停まで要所要所にはそれを示す道標があるが、逆コースの場合、早朝薄暗い時間帯に登りだと別荘地内で迷子になるかもしれない。 |
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