安達太良山、沼尻から火口一周
2022.10.20


馬の背から火口沼の平を一望

紅葉を探す東北遠征の二日目は安達太良山です。この山は二本松側から登るのが一般的ですが今回は会津側からのアプローチ、月面を思わせるような荒々しい火口を反時計回りにぐるり一周するコースです。出だしはガスの中吹き付ける強風に寒さをこらえる登山でしたが、下山時は好天しうっすら汗ばむ陽気に好転しました。もちろん紅葉も大満足です。
余談ですが火山ガスによる死亡事故が起きて以来火口原(沼の平)は通行禁止ですが、以前はここを通るルートがありました、40年ほど前、私も妻と一緒に馬の背から沼ノ平を突っ切って沼尻へ駆け下りたことがありました。そのだだっぴろいグランドのような光景に驚いたものです。
下山後のお楽しみは旅行支援¥3000クーポンを使ったお買い物です。インター手前の道の駅で野菜を一杯買い込んで帰路につきました。


2022.10.20
沼尻駐車場−安達太良山−避難小屋−沼尻−沼尻駐車場





2022.11.20

沼尻登山口駐車場(写真は下山後 登り始めは曇り空)
右手奥の「熊出没」看板にびびりながら登山開始
この看板は役場に勤める姪の旦那が設置したそうだ

数分歩くと白糸の滝展望台が2箇所あり
なかなか前に進みません

展望台から火口の縁となる障子が岩まで約500m一気の登りが始まります
特にガスが小雨状になって吹き付ける強風で寒い寒い
カメラを出す余裕もなく、この間まったく写真無し
ここは障子が岩周辺でしょうか、ガスで何も見えず

正面にぼ〜おっと現れた岩峰が船明神山の一角でしょう

白濁した無名の池
池の先でルートは右に折れて岩壁を大きく迂回します
道ははっきりしていますが、予想外のコース取りに戸惑いました

崖を迂回して稜線に戻ってきました
安達太良山頂の乳首が見えます
強風に体が飛ばされそうです

主稜線からいったん離れ、安達太良ピークを踏みました
風で顔が死んでます

再度火口縁に戻り正面鉄山をめざします

鉄山の登り途中から来た道を振り返る
風は強いままですが青空が出てきました

鉄山山頂、風は強いまま

鉄山避難小屋
強風に耐えかねて小屋に逃げ込みます

縦走を再開、あとは磐梯山を見ながら沼尻目指して下るだけ
シャクナゲの塔、自衛隊機の墜落を悼む塔です

角度を変えて火口を望む

胎内くぐり、頭をぶつけないように

沼ノ平立入規制
有毒ガスの事故があって以来立ち入り禁止です

硫黄川に沿って下ってゆきます

沼尻元湯、ここはその昔、硫黄の採掘所でした
今は沼尻温泉の大切な泉源になっています。

やっぱり居ました、野湯大好き人間
以前ならともかく還暦過ぎでは流石にご一緒出来ません

あまけ 紅葉その1
紅葉その2